最近毎日使っている営団地下鉄、銀座線。
溜池山王から赤坂見附の間。
ドアのところに寄りかかってボーッと外の壁を見ていたら、
突然、窓の外にでっかい動画広告が流れる。
これは、なかなかの近未来感。
油断していると、結構ビビる。
このトンネル動画広告、
確か2年前くらいに登場して話題になったと思ったが、実物を初めてみた。
そうか、銀座線だったか。
こいつはスゴイ。
地下鉄の暗いトンネルの中に、
突然ボワーっと浮かび上がる暗くて白っぽい映像。
おそらくパラパラアニメのような感じなんだろう。
妙にチラチラしてコマの粗い感じ、
古い映画のような画質、
当然音は聞こえず、電車のガタンガタンという音だけ、
というあたりが映画の想ひ出ワンシーンみたいな渋さ。
カタカタとフィルムのまわる音が聞こえてきそうだ。
それでいて、この未来っぽさ。
まるでSF映画の世界にいるような感覚。
広告の差替えが大変そうだけど。。。
でも、一番スゴイのは、
そのコンテンツ。
何の広告だったかって?
- ¥1,200
- Amazon.co.jp
オイっ、誰やねん!!!
しかも、声聞こえへんがな。口パクやがな。
ショー小杉。もとい、化粧濃すぎ。
地下鉄の窓の外に、突然このお方。
カモメ。
波。
これは相当しびれる演出だ。
なぜにまた???
銀座線だけに銀座のイメージか???
ただの遊び心か???
それはさておき、
これをなぜ「未来っぽい」とvividに思ったのか。
それは、仕組みや技術の新しさもあるけど、
暗い地下鉄という近未来アクション映画によくあるシチュエーションもそうだけど、
それよりも、リドリースコット先生の
「強力わかもと」
あのイメージの所為に違いない。
なんなら、窓の外に雨まで降らせてくれたなら、完璧だったのになぁ。
スモークもくもくで、雨がシトシト降ってて、
その先にぼんやり浮かぶ
松前ひろ子。。。
そこまでいくと、テーマパークか。
と、毎日相当楽しみにしていたのに、
ここ何日か見れなくなったような???
う~ん。
CD買おうかな。