読書の秋は終わった | 素敵やん

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偉人たちの言葉って、感動するやん、素敵やん。

■1冊目。

デイル ドーテン, Dale Dauten, 野津 智子
仕事は楽しいかね?

★★★☆☆


どこまでも突き抜けなくてはならないこと、

猿真似ではなくとことんまでアタマを使わなくてはならないこと、

ちゃんとチャレンジすること。


よくある自己啓発本とあまり変わらないが、

読みやすいし、押し付けがましくない。


それで仕事が楽しいのかどうかは分からないけど、

スタンスはきっとそういうこと。


仕事で疲れたとき、

現在位置や方向を見失ってしまったときに

読むとよいかも。




■2冊目。

デイル・ドーテン, 野津 智子
仕事は楽しいかね? 2

★★★☆☆


内容は、

おそらく1よりもためになることを言っているんだと思うが、

会話調なのがどうも上滑りで、

アタマに入ってこない。


上司の仕事は、管理ではない。

楽しく仕事ができる環境、より大きな成果の出せる環境を用意すること。

そして、その環境に、優秀なヒトが集まるように努力すること。

組織の成長を止めないこと。


もうちょっとちゃんと書いてくれれば、

もっと使えるいい本になったのになぁ・・・



■3冊目。

井深 大
幼稚園では遅すぎる―人生は三歳までにつくられる!

★★☆☆☆


タイトルはキャッチーだが、
アタマの悪い親が幼稚園お受験に突っ走る、

早いうちから知識を詰め込めばなんとかなる、

といったよくありがちな主旨ではない。


そんなのだけじゃ全然ダメってことぐらい、すぐに分かる。

なのに、なんで、みんなそっちに走るのかなぁ。


親が本質を貫けないで、

その線以上の子どもが育つ訳がない。


要は、

生まれた直後から、

どんなに赤ちゃんであっても、一人の「人間」としてちゃんと接するべきであり、

そのためにはまず親がちゃんとした人間でなくてはならず、

子どもの将来を高く広い目線でちゃんと見据えなくてはならず、

常に本質を見据え、本心で向き合い、

子どもの可能性が広がるような環境を常に用意してちゃんと導く、

ということ。


きわめてシンプル。



ボク自身は、

親の偏った教育というか、

理論も工夫も親としての成長もないひたすら体当たりな感情的子育て

(お世辞にも教育とは言いがたいものだった)

を一方的に受け続けてきて、

そこに対話や互いの理解などが一切なかったことで、

大人になってからそのひずみが出ている

と肌で感じる。


そこにもっと早く気付きたかった。

そういった気付きを与えるのが教育ではないのか。



いずれにせよ、

子どもに大いなる可能性をどんどん提示してやるためには、

まず自分が精一杯生きていなくてはならない、

と強く思う。







まともに仕事をし始めると、3冊が限界。

リハビリ中の身。

頑張っても、これ以上は。。。