■1冊目。
- 安部 修仁, 伊藤 元重
- 吉野家の経済学
★★★★☆
IKEAのローコストオペレーション もものすごい仕組みだが、
信じられないのが、オレンジ色のニクいやつ、吉野家。
これ、無理でしょ。
マジすごいの一言。
他の牛丼屋チェーン、
こんな会社によく勝負を挑むよなぁ。
明らかに勝てっこない。
これこそが、まさに絶対優位性であり、
絶対的な付加価値なんだろうと。
たかが牛丼だけど。
期間限定復活といっても、わざわざ並んで食べたりするのはありえないけど。
でも、スゴイ。
■2冊目
★★★☆☆
とことんまで本質を追求して、
ホンモノのサービスを提供する会社って、いいですね。
従業員もさぞかし誇りに思って仕事をしていることでしょう。
しかも、突き抜けることで、初めて採算が合うのでしょう。
一方で、客をだまくらかして巻き上げるような
ニセモノのサービスを一生懸命売りつけて、
営業成績がよかった、MVPでインセンティブもらった、
なんて鼻を高くしている若い輩も多いですが、
そのセリングパワーも確かにすごいとはいえ、
恥ずかしくないんですかね。
■3冊目。
- 羽生 善治
- 決断力
★★★★★
単なる将棋バカではなかった。
ただのいじめられっ子のヲタクではなかった。
非常に参考になる。
シンプルに考える。
相手に手を渡すゆとり。
ひらめきの能力よりも、同じ情熱を継続できる能力。
絶好調!中畑清です。
(自慢にもなりやしないが、バッファロー吾郎よりもオレの方が先だったゾ。)
これからは、ハブ先生と呼ぼう。
君も、アイドルに王手できるかも!
■4冊目。
- 嶋津 良智
- だから、部下がついてこない!
★★★☆☆
またまた、成り上がり下品野郎の自慢大会本かと思いきや、
非常にまともなことばかり。
マネジメントの基礎。
そうそう、そうだよね、
といいながら納得してしまいました。
組織は実際そうだし、
そうしないがために腐り切った組織も見てきた。
ベンチャーと大企業では、働く力学がちょっと違うけど、本質は同じ。
皆がいかに自ら進んで頑張れるか。
いやいや。
ちゃんと真剣に仕事せなアカンよ。まじでイカン。
とはいえ、目標を見失った状態というのは辛い。不健康だ。
あぁ、がむしゃらに仕事してぇぇぇ。。。
三十にして立った筈だったが、
すぐにしゃがんでオエ~ッって感じ。
耐える時期が、もうちっと続くかなぁ。
がむばらねば。
■5冊目。
- 松永 真理
- iモード事件
★★★☆☆
熱い。とにかく熱い。
元気が出ます。
結果や成果はともあれ、
チーム一丸となってひたすら前を向いて打ち込めること、
こんなにもがむしゃらに頑張れること、
それ自体がうらやましい。
こういう刺激が欲しいよなぁ。。。
うぉぉ、頑張りてぇぇぇぇ。。。
■6冊目。
- 佐藤 元相, 竹田 陽一
- 小さな会社★NO.1のルール ランチェスター経営1位作りの成功戦略
☆☆☆☆☆
いい加減、この手のしょぼいニセモノ本は、
もう買うのをやめなきゃなぁ・・・
軽く浅く理解しようとすると、
やっぱりそれなりのものしか得られない訳で。
何でもいいから分野を絞って1位の売りを作ろうってのは分かるが、
出てくる実例は、殆ど使い物にならず。
それ、ランチェスターか?
■7冊目。
- 齋藤 孝
- バカボンのパパはなぜ天才なのか?
★★★☆☆
想定の範囲内だが、悪くない。
ビジョンなきリーダーも迷惑だが、戦略なきビジョンはもっと始末に負えない。
・・・
ん?
誰か、弊社の悪口を言いましたか?
そうです。
戦略のない、つまり実行を伴わないビジョンなんて、
ただの夢みる少女なんです。
そこの責任を放棄するのは、嫌がらせではあってもビジネスではない。
単なる思想だ。夢想だ。
どん底でも笑え。
そう。
泣き面に蜂とは、泣いているから蜂も寄ってくる。
笑うのだ。
笑う門に自ら福を呼び込むのだ。
ピンチは、下腹に力を入れてチャンスに。
仕事を教わるときには、受身の生徒ではなく、先生の助手になれ。
このように、
漫画だって新しい気付きを沢山学べるのだ。
といっても、まりも氏的な深読みし過ぎなだけかも知れないが。
ちなみに、巨人の星に出てくる坂本龍馬の言葉
「死ぬときはたとえドブの中でも前のめりに死にたい」
というのは、実は、坂本龍馬の言葉ではなく、
原作者梶原一騎が作ったんだそうです。
どっちでもいいけど、いい言葉です。
倒れるなら前へ。
倒れても前へ。
否、倒れないで前へ。