ジャズといってもやれモード・ジャズだ、新主流派だ、フリー・ジャズだ、と幅が広く、演奏者の扱う楽器、楽曲に依っても聴こえてくる音は違ってくるので、どれがリスナーにとってベストな音なのかは当然リスナーのその日、そのときの気分に依っても違ってくるので難しい。 自分で選んで買ってきたものを、さあ、どんな内容かな、と聴くのと音楽雑誌に載っている批評を頼りに買ってきたものを期待を込めて聴くのとでは多少なりとも違ってくる。 当たり外れはあるかも知れませんがジャケットを見て買うというのもひとつの方法。 いいジャケットのレコード、CDからはいい音が聴けるとは限りませんが、ある程度は満足のいく結果につながると思います。 ここに挙げました「Jimmy Raney visits Paris」(Dawn DLP-1120)はお気に入りの一枚で、もちろんジャケットに惚れて購入。 期待どおりの内容で、お酒を飲みながらというのにピッタリの一枚です。 メンバーに名前の知られた人はいませんが、落ち着いた雰囲気、演奏で、その日の疲れが吹き飛ぶ、爽やかな内容です。 大作でも、名盤でもなく、テクニック云々ではない、ジャズのもつ洒落た雰囲気、けだるさ、清清しさが伝わってくる逸品です。 CDで発売されているかは知りませんが、これは絶対にLPサイズのジャケットを眺めながら聴くに限ります。
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