
2010年5月10日 名古屋
ミッドランドスクエア5階会議室A
1時間の講演会(フリートーク)に参加してきました。
いきなり、山田氏が5分の遅刻!
西口ビッグカメラで買い物していたそうです…山田氏らしい
山田氏が進行し、小山氏が色々と語り、
それに山田氏が突っ込む…そのような流れでした。
基本的には「因果関係」「大局観」に関するテーマだったと思います
以下に講演の内容をまとめてみました。
原因と結果 因果関係に関する話
~何から因を見つけるか~
2010年5月9日 中日ドラゴンズは0-9で惨敗
岩瀬を登場させた意図は
清水-長峰-鈴木が中継ぎ投手として登板
出し方で、彼らの現状を推し量ることができる
自分が落合監督になりきって、意図(因)を想像してみる
¬庄悵貪兊呂虜導発
東口:「豊田毎日ビル」→「ミッドランドスクエア」
西口:「生活創庫」→「ビッグカメラ」
トヨタグループと大型電気店の不動産資産への投資
不動産は資産として最も優良(ex.松竹も不動産で生き残る)
毎日の冠が消える→新聞不況
トヨタグループは車社会の次を見越しているのではないか?
中部圏も産業構造の見直しを検討したほうが
JAL
2005年に講演→おもいっきり批判
JALの決算書を見て判断
PL的に赤字を見ているだけでなく、残高(負債)に注視
資産は点ではなく線、積み重なっていくもの。戦略性が重要
3年前は人気No.1だった企業が…決算書は会社の真の姿を写す
い薦めの本「銃・病原菌・鉄」
ヨーロッパがなぜ世界を牽引できたのか(因)
会計知識は、ものごとを因果関係で推し量れるようになる。
将来像 ~大局観をもつ~
・フラット化される社会
すべて外注、アウトソーシング化 → 仕事がなくなる
コンビニや吉野家の店員も外国人 → 日本人の居場所がなくなる
対策:職人性、習熟で勝負
どういうものを積み上げてゆくか
ex.「デザインシンキング」
どれだけカードを手元に残しておくか
まだインドや中国では手数が少ない → 「真似る」
ex.宗教性の薄さ
不妊治療など、戒律が厳しい国ではできないことも比較的束縛がない
・「龍馬伝」からのメッセージ
幕末における龍馬的ポジション
日本は今後、世界を仲裁していくバランスを保つ役割に活路を見出す
プロデューサーや脚本家は「テーマ」を意識 ⇒ 時代を見越してヒットに
20年ぐらいのスパンで世界がどう変化するか「大局観」
はやりを見越して、次の手をうち考えておく
フリートークがひと段落したら、
お二人からわれわれ客に、お題を出してきました
「今後、どのようなHACKS!シリーズを読みたいですか?」
お二人は客の大局観というものを観察してみたかったようです。
ちなみに僕は「介護」と書きました
でも、HACKできるようなものではなく、
経験と深い観察力が必要な分野だと思います。
楽しい一時間でした。
講演後にはサイン会が行われ、写真はそのサインです☆