エナブルとハンクの決着は1分とかからなかった。

そこには右腕と、頭部の無くなったハンクの亡骸が立っていた。まるで自分が死んだことが分からないように。

「右腕を奪った時点で終わりにしたかったんだが、予想以上に物分かりが悪かったからな。」

ハンクの亡骸から光の塊が飛び去った。

光の塊は空の彼方へ消え、新たな流星となった。

「あんたの存在が憎らしいよ」

「俺は敵意を向けられなければ反撃したりはしない。」

そう言うと、エナブルはどこかに去っていった。