ナツはサツキと遺跡に来ていた。
ナツにとってサツキは兄のような存在である。良く一緒に遊び、勉強も教えてもらっている。今日もナツが「遺跡に行かない?」と誘うと快くOKしてくれたのである。
遺跡の地下室は入り口から暗く、重苦しい感じ。ずっと続く通路の末、一つの部屋を見つけた。
中には空の宝箱が一つ。恐らくは昔誰かが探索したときに中身は持ち帰ったのだろう。
「そういえばどこに引っ越すんだっけ!?」
「日の当たる町だよ。」
「そっかー!あそこになると、なかなか行ったり来たりできなくなるよね、道が危険だし。」
「そうそう。子供がひとりで行くにはちょっとね。」
「…。」
「そうだ!この宝箱に何か思い出のものを入れようよ!それで10年後また会おうよ!お互い一人前になって、一人でここに来られるようになったときにさ!」
ナツにとってサツキは兄のような存在である。良く一緒に遊び、勉強も教えてもらっている。今日もナツが「遺跡に行かない?」と誘うと快くOKしてくれたのである。
遺跡の地下室は入り口から暗く、重苦しい感じ。ずっと続く通路の末、一つの部屋を見つけた。
中には空の宝箱が一つ。恐らくは昔誰かが探索したときに中身は持ち帰ったのだろう。
「そういえばどこに引っ越すんだっけ!?」
「日の当たる町だよ。」
「そっかー!あそこになると、なかなか行ったり来たりできなくなるよね、道が危険だし。」
「そうそう。子供がひとりで行くにはちょっとね。」
「…。」
「そうだ!この宝箱に何か思い出のものを入れようよ!それで10年後また会おうよ!お互い一人前になって、一人でここに来られるようになったときにさ!」