鼻を愛でる | 倚りかかりまくって

倚りかかりまくって

茨木のり子さんの詩のように、何にも倚りかからずいきたいものですが、結局色んなものに倚りかかりまくりかもしれません。

来た来た。
あの鼻だよ。
私の大好きな形の鼻。


あの鼻の人を、私は3人しか知らない。
そのうちの1人が、彼だ。


キスしたら、あの鼻が私の鼻に当たるだろう。
きっと、ちょっと冷たいんだ。
でも当たったところからぽうっとピンクになって、温かくなって‥‥なんて、妄想をし出す私。


でも私は、品格ある(ように努力している)大人だから、実際に何らかの行動を起こすようなことは、ない。
妄想をして、ドキドキして、楽しむだけ。
それだけでも、充分だらう。


実際男と女として交わり出したら、初めはいいけど、やがて枯れる花になる。
朽ちて地に落ちたそれは、悲しく醜いものだろう。


そんな風にはなりたくないから、今日も私は、何食わぬ顔で、あの鼻を遠くから愛でるのだ。