さかのぼりシリーズです(笑)
5日は有田陶器市に行ったのですが、購入物も写真もないので
スルーでww
4日
この日はヒマ人3人でブラブラリ~
当初の予定とは全く違う行き当たりばったりルートで
最終的には植木温泉に行ったのですが
その道すがら・・・
「はなたれ小僧さま コッチ」
なるデカい看板発見
一度は通り過ぎたものの
やっぱり
気になるww
をUターンさせ
コッチの指さす方へ
すると、曲がるとすぐにその方はいらっしゃった(*^▽^*)
pppppp~~~~~( ´艸`)
二本、鼻水たれてるし~
眉、八の字やーーーん
あかん、味わいありすぎるやろ~(笑)(笑)(笑)
このはなたれ小僧さま
なにやら民話がもとになってるらしいです
紹介しときますね(^^)
今から二百数十年前、この村里に正直者のお爺さんとお婆さんがおりました。
お婆さんは畑仕事、お爺さんは山で柴刈りをして南関の町で売って暮らしていました。
ある日、お爺さんがいつものように南関の町で柴を売りますが、どうしたことかひとつも売れません。
「なんでかのう…」と途方にくれたお爺さんは重い柴を担いで帰ることになりました。
帰りの途中、川縁にさしかかった際に、
「柴が売れないのはわしの日頃の信心が足りんからだ、よし、水神様にお参りして帰るとするか」
するとお爺さんは、「残りものですみませんがの…」
と担いできた柴を川に流し、水神様にお祈りしました。
そして帰ろうとしたところ、そこには真っ白な衣、濡れたようなしっとりした髪を持つ
それは美しい女性が立っていました。
「先ほどはきれいな柴をくださりありがとうございます。お礼に水神様がこの小僧さまを差し上げたいとおっしゃってます。
この小僧様は、はなたれ小僧さまといって、お爺さんの願いを何でも聞いては叶えてくれます。
ですが、エビナマスしかお食べになりませんので、毎日新鮮なエビを採って
エビナマスを差し上げてください。」
といってその小僧さまを差し出しました。
端整なお顔立ちの小僧さまですが、なぜか鼻の下には汚い二筋の鼻汁を垂らしています。
お爺さんは、「水神様のお恵み。大切にお育てさせていただきます。」
と大事に抱いて帰り、お婆さんにこの経緯を話して聞かせました。
お婆さんもたいそう喜び二人で大事に育てることにしました。
なんでも願いを聞いてくれるはなたれ小僧さま、二人は不自由なものは何でも
お願いして楽に過ごすことができ、
そしていつしか村一番の大金持ちになっていました。
ところが二人はだんだんとこのご恩を忘れてわがままを言うようになりました。
「わしゃ近頃毎日冷たい川に入ってエビを採るのがおっくうになってのう…」
「そうじゃろ、あたしゃ、鼻水を見るのも気持ちわるうなってなぁ」
そこで二人相談して、とうとうはなたれ小僧様に帰ってもらうことにしました。
「わしもこの年で、冷たい水に入ってエビを採るのも最近体にこたえますのじゃ。
申し訳ないのじゃが、はなたれ小僧さま、水神様のもとへお帰りいただけんじゃろか…」
とお爺さんは申し訳なさそうに言いました。
するとはなたれ小僧さまは大変悲しそうな表情を浮かべ、そして鼻汁をズルズルとすすりながら姿を消されました。
すると、どういうことでしょう。
村一番の立派な屋敷や倉が消えてしまい、後には野原にぽつんと朽ち果てた一軒家が残るだけでしたとさ。
この話、この場所にすら3つの立て看板があって
微妙に話が違うんだが
これが一番いじわる目線で書いてあったようなww
まあ、この話を見る限り、
この二人は本当に正直者のいい夫婦だったのかが甚だ疑問・・・
爺ちゃんの言い分はともかく、婆ちゃんはあんまりな気が・・・
どんな人でも急にお金持ちになったりすると
こうなっちゃうのかな~(><;)
エビナマスってのがどんなものかわかんないけど
はなたれ小僧さまがしっかと握りしめているものが
エビナマスと思われます(`・ω・´)ゞ
皆さんも、叶えてもらいたいお願い事があれば
川に入ってエビナマスをこさえてください(笑)
あ、まず柴刈ってきて流すとこからかな?
間違っても、お願いきいてもらった後に粗末に扱わないようにww
でもはなたれ小僧さまって、大きくなんのかなぁ?
だんだん大きくなって、ずっとはなたれてたら・・・
やっぱイヤかも(^_^;)?
それもやっぱエゴかなぁ。。。 うむむ・・・
はなたれ小僧さま
福岡県みやま市山川町北関
九州自動車道「みやま柳川IC」から車で10分