昨年、読んで衝撃を受けた本がありました。
丸山正樹さんの『龍の耳を君に』

聾者と、その手話通訳をする男性のお話です。
これを読んで、当時の私は思考グルグルに入り込むぐらい衝撃を受けたのです。

それを書いたのがこちら↓
(ちょっと説明。去年の8月、私はフラカン横浜アリーナライブを勝手に応援すべく毎日カウントダウンしながらブログを書く、という無駄に熱量高い行為をしておりました。更に、この一人喋り文体は、新明解国語辞典を擬人化し、先生と見立てて会話形式で書くという、お遊びをしております)
さて、そんな聾者と聴者と、日本手話と日本語対応手話という、読んで以来私の頭の片隅に居座った「知らなかったし想像も及ばなかったこと」を、一年経って当事者のお話として耳にすることができたのです。

TBSラジオ荻上チキsessionの特集コーナー。
45分に渡り、聾者の森田先生が手話通訳の方を介してお話されています。
生放送。
手話通訳の方が読み取る数秒の間もそのままに、ラジオという視覚的要素ゼロの状況で、見事にその臨場感を伝えてくれます。
日本手話と日本語対応手話の違いなど、当事者ならではのお話に、私の頭の片隅に居座るグルグルに、知識の深まりという光明がもたらされました。
このリンク先に飛んでスクロールすると、radikoとポッドキャストのリンクが貼られています。
聴きたい方法で、是非!
今日は、久しぶりに頭の中に色々な事が渦巻いて、二回更新なんてハイテンション振りを発揮。