NECカシオ製の「N-02E ONE PIECE」は、コミックやアニメで高い人気を誇る「ONE PIECE(ワンピース)」とコラボしたAndroidスマートフォン。5万台限定で12月に発売される予定。

 

 カラー名称に込められた開発ストーリー

 主人公とその仲間である“麦わらの一味”に途中で加わったフランキーが、海軍のDr.ベガパンクのもとから技術を得て作りだした未来の通信機器、それがこの世界に流れ着いた――そんな設定のもとに開発された「N-02E ONE PIECE」は、連載15周年を迎え、累計発行部数が2億7000万部を超えるという人気コミック「ONE PIECE」とコラボした機種だ。ベースモデルは、同時に発表されたタフネスモデル「MEDIAS U N-02E」で、そのタフネス性を活かしつつ、外装デザインや内蔵コンテンツは、コラボモデルにふさわしく、細部までカスタマイズされている。 



ボディカラーの名称は、劇中に登場する木を由来する“宝樹アダム”で、背面およびホームキー周辺が木目調に仕上げられている。これは、先述した設定において、フランキーが“宝樹アダム”でこのスマートフォンを作った、というストーリーに基づくため。背面に描かれているのは、は“麦わらの一味”の海賊旗のマークながら、ゆがんだ形になっており、本来のデザインから離れた崩れたイラスト。これは、主人公のルフィが落書きをしたものだという。こうしたストーリーは、3分ほどにまとめられた、オリジナルのアニメーションとして「N-02E ONE PIECE」にプリセットされる。

 カラー名称でもある宝樹アダムは、「ONE PIECE」の世界では最も強い木材とされ、劇中、主人公たちの船である「サウザンドサニー号」の材料にも用いられたもの。そんな材料が「N-02E ONE PIECE」に用いられたのは、主人公たちが挑む航路“グランドライン(偉大なる航路)”での大冒険に耐えうるガジェットにするため、だという。その設定にふさわしく、耐衝撃、防水、防塵、防キズ、防指紋と5つのタフネス仕様をサポート。さらにベースモデルと同じく、米国国防総省や米軍に納入する物品の仕様である“MIL規格”にも対応する。

 

 仲間9人が勢揃い

 仲間とともに力をあわせて困難を乗り越えていく、そうした王道の展開も魅力の1つである「ONE PIECE」とコラボする「N-02E ONE PIECE」では、主人公たち“麦わらの一味”9人の雄姿を楽しめるよう工夫されている。

 パッケージに同梱される巨大な充電台は、「サウザンドサニー号」を再現したもので、「N-02E ONE PIECE」のほか、麦わらの一味9人のオリジナルフィギュアをセットできる。このフィギュアは、3.5mm径のイヤホンジャックに装着できるアクセサリー。「サウザンドサニー号」でユーザーを待つだけではなく、「N-02E ONE PIECE」に装着して、一緒に出かける、といった楽しみ方ができる。ちなみに「N-02E ONE PIECE」をサウザンドサニー号に装着すると、「N-02E ONE PIECE」の画面は帆を模したものに切り替わる。

 コンテンツ面では、「ナミの天気ウィジェット」「チョッパーのマチキャラ」など、9人の特徴を活かしたアプリが用意される。このうち「ウソップのARアプリ」は、ウソップの特技であるパチンコを模して、カメラで捉えた被写体を“AR”(拡張現実)上で狙撃できる。また、「ルフィの扉絵全集」は、その名の通り、「ONE PIECE」各話の最初のページに掲載される扉絵を全て収録したもの。同時期に出版される書籍から一部を収録した、サンジの料理レシピアプリ、ゾロの居合い切りゲーム、ロビンの年表アプリなども楽しめる。

 このほか、キーロック画面や起動/終了画面、電話着信画面などもカスタマイズされている。予測変換辞書もオリジナルの候補として名セリフやキャラクターなどのほか、「ONE PIECE」の細かな設定で用いられている用語を収録。マニアックな知識を試す、クイズ的コンテンツとしても利用できる。

 

 主な機能、サービス

 スマートフォンとしては、ベースモデルの「MEDIAS U N-02E」と同等。XiやNOTTV、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、Wi-Fi(テザリング)、エリアメール、Bluetooth 4.0、DLNA(DTCP-IP)などをサポートする。1.5GHz駆動のデュアルコアCPU(MSM8960)、8GBのストレージ、1GBのメモリ、810万画素カメラ、約4インチ、480×800ドットのTFT液晶ディスプレイを搭載する。

 大きさは約124×64×11.9mm、重さは約147g。バッテリーは1720mAh。
ちなみにN-02Eとは??

「MEDIAS U N-02E」は20代の男女をターゲットに、アクティブな利用やアウトドアでの利用をイメージ。ドコモの2012年冬モデルのラインナップで唯一、「ホーム」や「戻る」などをドーム形状の物理ボタンで搭載し、さまざまな状況でも操作できるようにした。落下防止に役立つ、リング型のストラップがパッケージに同梱される。

 ディスプレイは約4.0インチ、480×800ドットのTFT液晶を搭載する。耐衝撃性能ではMIL規格に準拠した試験を実施。強化ガラスでディスプレイ面の防傷を実現するほか、新しい塗装により防指紋・防汚コーティングも実現する。防水はIPX5/8、防塵はIP5X。NECカシオでは、耐落下衝撃、傷耐性、防水、防塵、防指紋・防汚コーティングを5つの耐性として「PLUSPROOF」の名称で訴求していく。

 OSはAndroid 4.0。チップセットは「MSM8960」で、1.5GHz駆動のデュアルコア。ストレージは8GB、メモリは1GB。miniUIMカードを採用する。メインカメラは810万画素、インカメラは130万画素。NOTTV、GPS、DLNA(DTCP-IP)、GSM、防水、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、Wi-Fi、テザリング、Bluetooth 4.0、エリアメールに対応する。NFC、おくだけ充電には非対応。

 Xiは下り最大約100Mbps、上り最大約37.5Mbpsに対応。3Gは下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbps。

 バッテリー容量は1720mAh。充電台(卓上ホルダー)がパッケージに同梱される。大きさは約124×64×11.9mmで、重さは約147g。ボディカラーはBlack、Whiteの2色。