わかりにくいのは新着。複数のアカウントを登録していると、未読メールを探すのが大変。送信容量の上限も10Mと半減。デコメPOP非対応、SO-03Dのいいところの、ロック画面に未読件数が出ていて、それをフリックするとSPメールアプリの受信ボックスがすぐに開く機能も非対応です。
操作レスポンスは、すこぶる好調です。モッサリ感は無いですね。もう少し使って、再度レポートしますね。とりあえずイイところ悪いところって感じかな。
説明を行った代表取締役社長の山田隆持氏は、2012年度の目標の1つとして「Xi」の契約数は、1000万以上(2011年度末時点で222万件)を目指すと説明。そのために必要な端末ラインナップについては、夏モデルを5月中旬に発表する予定で、「近日また詳細を説明する」と前置きしつつ、その夏モデルのスマートフォンのうち約7割が「Xi」に対応するとした。また夏モデルの1つには、らくらくホンシリーズを継承する「らくらくスマートフォン」を投入する。
ドコモは、2011年度は前年度の3.5倍となる、882万台のスマートフォンを販売(フィーチャーフォンを含む総販売数は2209万台)。2012年度通期では、総販売数の目標を2380万台として、そのうちスマートフォンの販売数を1300万台にするとした。夏モデルに限ると「Xi」スマートフォンは約7割とのことだが、通期で見るとスマートフォンの6割が「Xi」になるとのこと。また「フィーチャーフォンは、キッズケータイなど特殊なものになる」と山田社長は語り、「原則的にスマートフォンはXi対応。冬はXiが当たり前になる」として、音声端末のラインナップの多くをスマートフォンで占める方針を示した。
LTE方式で、下り最大37.5Mbps(一部エリアで下り最大75Mbps)となる「Xi」(クロッシィ)について、ドコモでは、今年1月の第3四半期決算で「エリア拡大を前倒しする」としていたが、今回の会見では、第3四半期から「Xi」のサービスを800MHz帯と1.5GHz帯で提供すること、また一部地域では2012年度中に1.5GHz帯を利用して、下り最大112.5Mbpsのサービスを提供し、対応機種を冬モデルで投入する方針を明らかにした。
現状の「Xi」は2GHz帯でサービスが提供されており、これまでのXi対応機種はLTE方式の「カテゴリー3」に準拠している。LTEは、カテゴリー1~カテゴリー5まで、性能に応じて5つの区分けがなされており、数字が低くなるほど、実現しやすく、数字が大きいカテゴリーは将来的な仕様と言える。現在、ドコモが用いている「カテゴリー3」はその中間にあたる仕様で、5MHz幅で下り最大37.5Mbps、10MHz幅で下り最大75Mbps、15MHz幅で下り最大100Mbps。つまり利用できる周波数が多ければ速度が向上する、という形になっている。
ドコモの「Xi」は、現状、屋外の多くのエリアが2GHz帯の5MHz幅、つまり下り最大37.5Mbpsで、一部エリアが10MHz幅の75Mbpsだ。
今回の会見で、山田社長は2012年冬モデルで、性能がアップする「カテゴリー4」対応機種を投入する方針を示した。「カテゴリー4」のLTEは、5MHz幅や10MHz幅の速度は「カテゴリー3」と同等だが、15MHz幅や20MHz幅を利用できれば、「カテゴリー3」より高速化する。ドコモの取り組みでは、具体的な周波数幅は明示されていないものの、カテゴリー4の機種を利用すれば、対応エリアにおいて下り最大112.5Mbpsで利用できる、と説明しており、1.5GHz帯を活用することで15MHz幅のサービスが提供される可能性がある。
質疑応答で、通信障害への対策に関して、データオフロード(データ処理の負荷分散)の方針を問われた山田氏は「データオフロードを進めたい」として、Wi-Fiスポット(公衆無線LANスポット)を今夏までに3万カ所に、さらに必要に応じて10万カ所にしたいと語り、今後拡充を図る方針とした。
通信障害のうち、原因が設備故障によるものへの対策については、制御信号への対策、spモードのサーバー群など、2011年度末までに同社が示した対策をしっかり取り組む、とした。
ドコモでは、国内外のメーカーとチップセット開発・製造会社を設立する方針だったが、今年4月になって断念。この影響を問われた山田氏は「クアルコムのチップセットが全世界で不足している、という情報がある。影響は多少あるのではないかと思うが、しかし、そこは何としてでも頑張りたい」と述べた。
端末の販売価格については、長期間で割引を適用していく「月々サポート」を2011年度よりも増額させる。山田社長は、「これまでドコモのスマートフォンは、月々サポート適用後の実質価格が2万円~2万5000円程度だったが、たとえば(競合他社の)iPhoneの32GBモデルは実質1万程度。2012年度は他社と同等の、実質価格1万円~1万5000円程度にする。普及モデルでは実質0円があってもいい。しっかり競争できる価格帯にする」と語る。
Xiの料金体系については、2012年10月から「通信量が7GBに達すると速度制限、追加料金で制限解除」という段階制になることに対して、「現在検討中」としながらも、「7GBに達しないライトユーザーは、たとえば上限3GBでもっと安いプラン、といった形を検討している」とコメント。らくらくスマートフォンも安価に利用できる料金体系を目指すとした。
なお会見後の囲み取材で、iPhoneについて問われた山田社長は「通信事業者としてはネットワークに付加価値を付けたい。一方、アップル自体が垂直統合モデルで、我々のモデルと相対している。またたとえばAndroid向けのdマーケットはドコモの直営店で、iPhoneではなかなかできないだろう。スマートフォンの半分以上は、Androidで自由に(ドコモの方針が反映)できるようにしたいというのが大前提になる。報道で伝えられているように、iPhoneを取り扱うとボリュームコミットメント(一定数以上の販売の約束)が要求されるはず。そこでドコモの販売数の半分以上をiPhoneにしろ、と言われるとドコモの基本戦略に合致しない。現状では(iPhoneの導入は)厳しい。(アップルと交渉しているのか? という問いに対して)相手のあることですからコメントできません」とした。
「CommuniCase」はドコモ提供のメーラーアプリ。ドコモアカウント対応でspモードメール(iモードアドレス)のメールを扱えるほか、POP・IMAP・SMTP対応(SSL/TLS対応)で、Gmailについては、Android端末に設定したアカウントを選んでパスワードを入力すれば利用できるようになる。携帯電話のネットワーク(3G/GSM/LTE)のほか、Wi-Fiでも利用できる。テキストメール、HTMLメールに対応し、添付ファイルも扱え、文中の添付ファイルの表示(インライン添付ファイル)をサポート。絵文字、デコメ絵文字、デコメールも利用できる。
複数のアカウントを設定し、メール情報を時系列順で同時に閲覧できる。フォルダの追加・削除はできないが、フィルタ機能やスレッド機能が用意されており、1つ1つのメールをフィルタで分類。フィルタに該当するメールは受信BOXの上部に表示される。ドコモでは「通常のメールアプリより、操作回数を少なくし、手軽にメールを利用できることを目指した」と説明。フィルタを使うことで、「家族から来たメールはフィルタの○○」「友人たちのメールは、別のフィルタ」としておき、スムーズにメールを利用できることを目指している。
対応機種はAndroid 2.3.3以降だが、Android 4.0は現時点では非対応となり、今後、バージョンアップなどで対応する予定。Android 2.3.3以前の機種については対応の予定はない。なお以下の機種は同アプリでspモードメールが利用できない。
・GALAXY Tab 7.0 Plus SC-02D
・GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D
・GALAXY S II SC-02C
・GALAXY Tab SC-01C
・GALAXY S SC-02B
・Q-pot.Phone SH-04D
・AQUOS PHONE SH-13C
・AQUOS PHONE SH-12C
・MEDIAS WP N-06C
・MEDIAS N-04C
・ARROWS Tab LTE F-01D
・F-12C
・P-01D
・P-07C
・Optimus bright L-07C
・Xperia PLAY SO-01D
・Xperia ray SO-03C
・Xperia acro SO-02C
・Xperia arc SO-01C
・GALAXY NEXUS SC-04D
・HT-03A
・LYNX SH-10B
・LYNX SH-03C
・REGZA Phone T-01C
・Optimus chat L-04C
・Optimus PadL-06C
・Xperia SO-01B
・Sony Tablet S
・Sony Tablet P
ドコモでは、spモードメールを含めて、各種メールサービスをより便利に利用できるよう提供することになった、としている。