9月16日、東京で花王に対する抗議デモがありました。
詳細については、下記のリンク先のサイトをご覧ください。

【フジテレビ】抗議デモまとめwiki


花王デモについては賛否両論があります。
しかし、私はデモのやり方については満点と言っても過言ではないデモだと感じました。

まず、デモ隊の統率が取れていました。
サウンドデモと違い、シュプレヒコールがメインとなるデモの良い部分です。
参加者は主催者発表によると1,200人が参加したそうですが、大きな乱れがなかったのは脱原発デモも見習うべきでしょう。
(サウンドデモでなければ自然と統率は取れる気もしますが…)

次に、団体旗がありませんでした。
日本国旗とプラカードはありましたが、労働組合などの旗は見当たりませんでした。

残念ながら、11日の福岡の脱原発デモは政治団体や労働組合の旗が複数ありました。
特に九州ファシスト党の黒塗りの日本国旗はネット上で批判が大きく、福岡の脱原発デモが誤解される原因になりました。
これは主催者側の大きなミスです。

最後は、デモ終了後に警察に感謝の意を示したことです。
花王デモ終了後に参加者は警察に感謝の言葉を述べました。
これはおそらく、11日の新宿の脱原発デモの影響も少なからずある行動です。

デモを行う際に警察が周りに付きますが、これはデモ参加者を守るためです。
感謝の意を言葉にしなくても、感謝するのは当然のことです。

脱原発デモは残念ながら「学ぶ」ということが欠けています。
思想が相反するデモだとしても、そこから学ぶことは重要です。

9月11日、各地で脱原発デモがありました。

ですが、「デモ」というのはデモ行進して終了ではありません。
継続的な活動なので、今回のデモの悪かった点などを反省する必要があります。
そして何より重要なのは「どれだけ人に伝わったか」です。

デモの本来の目的は通行中の人たちに自分たちの考えをアピールし、共感してもらうことです。
しかし、この基本的な目的が忘れられてきています。

私はこのブログでずっと主張していますが、サウンドデモは脱原発デモには向いていません。
9月11日の福岡(天神)の脱原発デモを例に挙げれば、爆音を鳴っている中で人間が声を出しても聞き取りづらいのです。

そして、通行中の人にしてみれば「脱原発と言いながら、何でスピーカーから大音量の音を鳴らしているの?」と思われて当然なのです。
サウンドデモは『電気を無駄に使っている』という印象を与えかねないのです。

フジテレビの抗議デモはシュプレヒコールを一貫して行い、それが功を奏しました。
お台場の通行人も迷惑に思う人も少なく、握手を求める人までしました。
「人に伝える」ということでは、フジテレビの抗議デモはお手本にすべき成功です。

私は福岡の人間なので新宿や仙台の脱原発デモの声を生で聞くことはできません。
しかし、福岡の人たちからは反応は聞くことができました。
残念ながら、天神のデモを見て好印象を持っている人は1人もいませんでした。

デモに参加していない人たちにも脱原発が理想の人はたくさんいます。
しかし、サウンドデモや過激な政治団体が参加するデモはそれらの人の心を遠ざけます。
「あの人たちと一緒と思われたくない」という心理が働くのです。


デモは自己満足が最悪のケースです。
9月11日のデモは反省すべき点がたくさんあります。

前の記事で天神脱原発サウンドデモに「黒塗りの日本国旗」が存在したことに触れました。
それについて分かったことがあります。

「黒塗りの日本国旗」は外山恒一率いる九州ファシスト党(我々団) のものです。
http://twitter.com/#!/toyamakoichi/status/113121127659880449

外山恒一は政治活動家・革命家として有名です。
彼らの団体が9月11日の福岡の脱原発デモに参加していました。

そして、「黒塗りの日本国旗」がネット上にアップされたことで『脱原発=反日』というイメージが付き始めました。
これはデモ主催者が極右の政治団体を参加させたことに責任を感じるべきです。

また、「エコ反対」という看板を掲げていたのも九州ファシスト党です。
この看板は「エコ反対」「脱原発右派」と裏表に書いてありました。
この看板は脱原発と矛盾しています。

どうやら、福岡の脱原発デモは政治団体に上手く利用されたようです。
これはデモ参加者ではなく、主催した人たちが参加団体について知らなかったことが問題でしょう。

私としてはサウンドデモ自体を止めてほしいのですが、それでもやるというのなら極右・極左の政治団体の参加は拒否すべきです。
【仙台(宮城)】
まず、ジャズフェスティバルであるにもかかわらず脱原発デモは行われました。
しかし、参加者は非常に少なかったです。

Togetterで様子をまとめてくれている人がいます。
映像や動画といったソースはないので、信じるか信じないかはあなた次第です。

仙台ジャズフェスにおける反原発デモの様子

少なくとも、仙台の脱原発デモは「脱原発」にはマイナスでした。
あれだけ批判されている状態で強行したのは間違いです。
3桁も集まらないデモならやらない方がよかったです。


【新宿(東京)】
時事通信が記事にしています。
約1万人(主催者発表)だそうです。

東京・新宿で脱原発デモ=参加者1万人練り歩く

しかし、逮捕者が出ているようです(10人以上とのこと)。
こちらも写真や映像がないので、現段階では完全に信じるのは止めた方がいいでしょう。


【天神(福岡)】
これは私が自ら見に行きました。
このブログの最初の記事で言っていますが、私はサウンドデモには参加しません。

参加数は1,000人はいました。
天神のデモの中では一番多いのではないでしょうか?

しかし、デモの参加数が多いことによって交通の麻痺が発生しました。
天神の交通が麻痺し、西鉄バスでは遅延が発生しました。
(私自身がバスに乗ってきたときにデモによる渋滞に巻き込まれました)

また、在特会とバッティングしました。
在特会が罵声を飛ばしていましたが、特に問題は起きませんでした。
(警察の数は一般の人が心配になるくらいの多さでしたが。)

ですが、Twitter上で脱原発のデモ参加者の「黒塗りの日本国旗」が問題視されています。
私は見逃していましたが、これは非常に問題です。

【20110911天神脱原発サウンドデモ】黒塗りの日本国旗
【20110911天神脱原発サウンドデモ】黒塗りの日本国旗2

私にはこの黒塗りの日本国旗の意味がわかりません。
なぜ、普通の日本国旗ではないのか?
少なくとも、黒塗りの日本国旗をポジティブな意味で取ることはできません。

また、「エコ反対」や「反核無罪」といった脱原発のデモにはふさわしくないプラカードもあります。
デモ主催者は事前にチェックを行わなかったのでしょうか?

そして、やはりサウンドデモは共感を得ません。
今日のデモでは3~4台の音響器を積んだ車が大きな音を鳴らしてデモに参加していましたが、あれは不快です。


9月11日、各地で脱原発のデモが起きました。
仙台は論外として、他の地域のデモは一般の人にどう見えたのでしょうか?
Twitterでは冷たい意見ばかりなので気になります。

9月8日以降、このブログのアクセス数が急に上がりました。
理由はわかりませんが、読んでもらえるのは嬉しいことです。

今更ですが、このブログの説明をします。
このブログはコメントを不許可にしています。
原発関連のことを書くブログでは珍しい方だと思います。

コメントを不許可にしている理由ですが、それは「コメントで議論しても意味がない」からです。

同じ脱原発を目指す人でも、私の考え方に反対の人は絶対にいます。
きっとコメントを許可していれば批判的な書き込みがあるでしょう。
しかし、それは何も産まないのです。

現在、インターネット環境は当たり前になりスマートフォンも普及しました。
個人が情報を発信するには十分すぎる時代です。
ホームページを作成する技術がなくても、ブログやTwitterがあります。

私は脱原発を目指す人は個人でブログを持つべきだと思っています。
Twitterでもいいのですが、Twitterは字数制限があり誤解を招く可能性があります。
ブログなら長文でもOKです。