モバイルニュース ビザ、マスター、アメックスが「Google Wallet」のライバルを支援 | 【モバイル】携帯電話の最新情報

モバイルニュース ビザ、マスター、アメックスが「Google Wallet」のライバルを支援

 米国の大手モバイル・キャリア3社が共同で創設したモバイル・ペイメント・ベンチャーIsisは7月19日、Visa、MasterCardおよび American Expressと提携を結び、プロジェクトへの支援を取り付けたことを発表した。今後、GoogleやSprint、MasterCard、Citi、 First Dataが後押しするモバイル・ペイメント・プラットフォーム「Google Wallet」と競合していく。

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 Googleは、こうした動きにみずからの計画が左右されることはないと述べている。同社は声明で、「Mastercardは今でもGoogle Walletの重要なパートナーだ」と記している。

 どちらのペイメント・システムも、小売店に設置されているリーダーに、ユーザーが携帯電話をかざすことで商品の代金を支払える仕組みだ。この仕組みを利用する場合、携帯電話端末には「NFC(Near Field Communication)」対応チップが組み込まれている必要がある。

 Isisは、AT&T、T-Mobile、Verizonの3社が2010年に創設したベンチャーであり、同じくクレジット・カード会社のDiscoverも当初から支援してきた。

 Google Walletがモバイル事業者1社(Sprint)と大手クレジット企業1社(MasterCard)のみに支えられている以上、電子決済ソリューションを提供するFirst Dataとの関係がきわめて重要になると、Sepharim Groupのアナリスト、ボブ・イーガン(Bob Egan)氏は指摘する。「Google Walletの優位点の1つは、取引先獲得のうえでFirst Dataが持つ牽引力が強いことだ」(イーガン氏)。

 もっとも、全体的に見ればどちらが優勢と言い切れる状況ではまだないという。イーガン氏は、「激しい争いはこれからだ」と話した。

 モバイル・ペイメント市場には、拡大と普及に向けて克服すべき問題が数多く残っている。現時点では、NFC技術に対応した携帯電話端末は市場にほとんど流通していない。また、リーダーを設置している小売店もごく少ない。

 イーガン氏は、結局のところ小売店はレジ・カウンターでの支払いのスピードアップではなく、顧客との関係強化という側面においてNFCに関心を抱いていると分析している。Isisでは、ユーザーが店に立ち寄った際、携帯電話を使って「チェック・イン」できるキオスク端末の開発に取り組んでいる。店舗側はこのキオスク端末を活用して、来客のポイント・プログラムやショッピング傾向をチェックし、より効率的な売り込みを行うことができる。Google Walletも同様にクーポン・プログラムを取り入れ、小売店が顧客サービスを充実させる手伝いをしようと試みている。

 しかしながら、将来はいまだ不透明だ。イーガン氏は数年以内にNFC対応携帯が普及する可能性に言及しながら、「斬新な予測が多々なされているものの、実際こうしたシステムがどのように進化していくのかは誰にもわからない」と述べた。

 Isisでは、最初のトライアル実施は2012年以降だとしている。一方のGoogleは、ニューヨークおよびサンフランシスコで実験をしたあと、今夏にはGoogle Walletを立ち上げたいと述べている。

(Nancy Gohring/IDG News Serviceシアトル支局)




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