昨日は手仕事フォーラムの勉強会で鎌倉のもやい工藝に行ってきて、恒例になっているのですが、焼き物を一つだけ買ってきました。前回は小鹿田焼(おんたやき)の湯呑み茶碗でしたが、今回はお皿。島根県の石見焼だそうです。

一見何てことないお皿なのですが、いかにもという感じの小鹿田焼とはまた違ってシンプルでモダンな感じと、横から見ると意外と高さがあるのですが、料理をのせる部分はほとんど平というのが良くて、あとオフホワイトの釉薬もいいのですが、また遠慮なく色むらがあるのも(笑)手仕事の良さだろうと気に入りました。
こんな感じで一つずつちまちま買っているのでなかなか数はたまりませんが、買ったものはすべて気に入って大事に使っています。次は何を買おう。。
追)
『民藝のうつわをめぐる旅』を読んでいたらたまたまこのお皿が掲載されていた。
本来このような平らな洋皿はろくろ挽きでは難しいそう。ろくろで挽くとどうしても深めになるし、割れやすい。しかし、島根県石見地方の硬質な陶土を用いるとこのような洋皿もできるとのこと。
なるほど、この地域だからできる皿だったんですね。こういうことを知ると愛着が増します。
2010.12.27