Kachip-labs

日本橋にかつお節専門の大和屋さん。


最近仕事の打ち合わせで日本橋に行くことが多く、いつもこのお店の前を通って気になっていたのですが、先週の日経新聞でこのお店のことが載っていて、かつお節を削ってご飯にかけて醤油で食べるのが最高だというようなことが書いてあり、たまらず仕事中に買いに行ってしまいました。神田の事務所からは歩いて10分でいけるので。



Kachip-labs


これで2310円。カンナもあわせて買ったので5000円近くしました。少し高い買い物ですが、手間ひまかけて作られているものなので、この金額も納得。


大きさをはかってみたら23cmありましたが、もとの生のかつおはこれの4倍~6倍ほどの大きさのようです。

一本のかつおから腹側で左右2本、背中側で左右2本の計4本のかつお節ができるようなのですが、腹側、背中側をそれぞれ腹節と背節といって、これは腹節のほう。腹節のほうが濃い味で、背節のほうがあっさり味ということでした。かつお節にもいくつか種類があるようなのですが、これは本枯節といって、袋を開けた時にはカビがまわりに付着していますので、削る前に布で拭きます(カビが着いていても食べれるようです)。


(このあたりのうんちくはお店で聞きたいところだったのですが、また新人の方だったのか、うまく聞きだせず、自分で調べましたので、間違っているところがあったらごめんなさい。)



Kachip-labs

削っているところ。後から知りましたが、これ、完全にかつおの持ち方を間違えてます(笑)。


なので、こんな鉛筆削りの削りカスみたいなものになってしまいました。


Kachip-labs


しかし、かつお節の香りがいいのと、削る時のシャッ、シャッという音とともに削れていくのがたまらなく気持ちいいもので、癖になりそうです。ご飯にかけたり、お椀に入れて醤油をかけてお湯を入れて飲むのもいいかもしれません。一つ僕の週末の楽しみが増えました。


追記
鰹節の削り方がよく分からないなぁと思っていたらyoutubeで素晴らしいムービーを見つけました。