仮面ライダーゼロワン第2話「AIなアイツは敵?味方?」が、つい先ほど放送された。
今回はバルカンも登場したが、第1話に続き、今週も大いに楽しませてもらった。

以前からエイムズショットライザーが気になっていたので、10月に会社に入って、給料が手に入ったら買うことを検討し始めている。

それはともかく、今週も感想を書いていこうと思う。


まず、ヒューマギアの暴走に伴う飛電インテリジェンスの対応だが、隠蔽しようとする会社の意図と違い、或人がマスコミに事実だと明言したシーンが非常に面白い。
自分達が抱える闇を明らかにし、そして原因となるものもしっかりと明示した上で、それに断固として立ち向かう意思をはっきりと示したのが、ヒーローとしての覚悟とリンクしていたように思える。
まさに、社長ヒーローという立場だからこそ出来る行動だったと言えよう。
ついでに、原因究明のために長い尺を費やさず、滅亡迅雷.netが敵である、とすぐに明らかにしたのも、作劇上とても良い判断だった。



また、第1話でもそれとなく表現されていた、心を奪い取られたヒューマギアの悲哀に早速触れていた点も好印象だ。
殺人マシンに変わり果て、倒すことでしか救えなくなったマモルの悲しい最期は、まるでショッカーに拉致されて改造され、人生も人格も奪われたショッカー怪人のようだ。
それを倒すことで、マモルの尊厳を救い出した或人/ゼロワンは、まさにれっきとした「仮面ライダー」と言えるだろう。



仮面ライダーといえば、先程も言った通り今週は不破諌/仮面ライダーバルカンのデビュー戦だ。


或人と違い、不破はヒューマギアを敵視し、殺人マシンと吐き捨てている。
一見イヤミに見えそうな振る舞いだったが、今回その理由が非常に分かりやすく描写されていた。
こんな体験をしては、ヒューマギアに恐怖や敵意など覚えて当然だろう。

それに、ヒューマギア全体かはともかく、マギアと化した腹筋崩壊太郎やマモルが人間を襲ったのは間違いないし、少なくともあの場でヒューマギアに強い敵意を燃やし、戦う意思を持つのも自然だ。
単に或人に否定させるだけのキャラではない、或人とは違う信念を持った2号ライダーとしての活躍が存分に期待できる、いいデビュー戦だった。
今後更にバルキリーも加わる事もあり、彼らの絡みが非常に楽しみだ。




今回のアクションシーンはバイクをプッシュしていたが、特筆すべきは何台もの車が走る道のど真ん中でのチェイスが展開されただろう。

確かに公道であれば車くらい走っていて当然だし、一般の車という言わば外部のギミックを上手くバイクアクションに織り込むことで、今までにない個性を演出しているのは大いに評価したい。

もちろん予算や法規制の関係もあるから毎回このようなバイクアクションが見れるかは分からないが、こうした積極的に新しい試みを取り入れる気概は今後もさまざまなところで伺えるだろうし、そうした意味でも十分に期待値が高まる点だった。



総合すると、前回が「ゼロワンとはこういう作品だ」と見せる話なら、今回は今後への期待を煽ることに全力を投入した話と言える。
ここまでで発揮した、新世代の仮面ライダーを作り上げようという心意気が、一体どんな形で結実するのか、非常に楽しみだ。