吸い込まれたら二度と出られないブラックホール。

でも星を飲み込んだ後には、
「げっぷ」のようなフレアを吐き出しているようです。


今回観測されたのは、
“PGC 43234”という銀河に存在するブラックホールが、
太陽ほどの大きさの星を飲み込む様子。

これまでにも、
ブラックホールが星を飲み込んだり、高速ジェットを放出する様子は、
観測されされたことはありましたが、それぞれ個別に観測されたものでした。

今回の研究では、
初めてブラックホールが星を飲み込み、その後高温のフレア放出する様子が、
まとめて観測されています。

ブラックホールの周りには、吸い寄せられてできた降着円盤という、
パンケーキのような形のガスの雲があります。

周囲の物質は、
ここを猛スピード回転しながら重力場に落ち込んで行き、
数百万度という高温になって、強烈な光を発することになります。

なので、ブラックホールが食事をすると発光することがあり、
これが、今回とらえられたフレアになります。

今回観測されたブラックホールの質量は、太陽の数百万倍ほど。
でも、いまだに周囲の星を引き付けようとしています。

しかも、このブラックホールも超大質量ブラックホールに比べれば、
軽い方になるんですねー

星がブラックホールに飲み込まれる過程は非常に複雑で、
理解するのが大変難しいことです。

この観測では、星のデブリがジェットの流れを整えたり、
高速化させることが判明しています。

これは星が飲み込まれる過程の研究において、
価値ある発見になるようですよ。


こちらの記事もどうぞ ⇒ 星形成を終わらせたブラックホールの「げっぷ」