電波干渉計“MWA”による立体観測から、
地球の磁気圏にプラズマが作るチューブ状の構造が、
初めて検出されたんですねー
検出されたチューム状プラズマ構造(イメージ図)

このチューブ状の構造が検出されたのは、
西オーストラリアのマーチソン広視野電波干渉計“MWA”を用いた観測。

チューブ状のプラズマ構造は、高度約600キロの電離層上部から、
さらにその上のプラズマ圏に向かって伸びていました。

こうした構造の存在については、60年以上前から予測されていたのですが、
実際にとらえられたのは今回が初めて。

地球磁気圏中に、このような構造が起こす信号ひずみは、
衛星ナビゲーションシステムなどに影響を及ぼすので、
重要な観測成果になるんですねー

観測でとらえられたのは、
高密度プラズマと低密度プラズマとが交互に縞模様を作り、
地球の磁力線に沿ってオーロラのように「ゆらゆら」と流れているようすでした。
マーチソン広視野電波干渉計“MWA”

“MWA”は、砂漠の土地に設置された128個のタイル状アンテナで構成されています。

信号を東西に分けることによって、立体視が可能になっていて、
広い空域にわたるプラズマの動きを連続的に記録することで、
今回の発見が生まれたんですね。


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