NASAの発表によると、
科学観測を停止していた冥王星探査機“ニューホライズンズ”の、
セーフモードに入った原因が特定できたようです。

また、探査機に損傷なども無いので、
科学観測を再開し、通常の運用に戻るそうです。

これにより、7月14日に予定されている冥王星への最接近時の観測は、
「問題なく実施できる目処が付いた」ということになりますねー
冥王星探査機“ニューホライズンズ”


セーフモードの解除

“ニューホライズンズ”は7月4日に何らかの問題が発生し、
通信ができない状態に陥っていました。

この障害は1時間21分続き、その後回復しています。

でも、異常を検知した探査機自身の判断で、
メインのコンピュータから、バックアップのコンピュータに切り替わり、
必要最小限の機能のみを動かす「セーフモード」に移行することに…

ただ、セーフモードに入った状態では、
科学観測に必要な機器が動かせないんですねー

なぜ通信に障害が起きたのかを突き止め、
その原因を取り除かないと、セーフモードは解除できないので、
地上の運用チームが対応に当たっていました。

さらに、探査機が冥王星に最接近する14日が迫っていて、
時間に余裕もない状態でした。


原因はコマンド送信のタイミング

NASAの発表によると、
今回の問題の原因は、探査機へのコマンド(指令)にあったんだとか。

冥王星への再接近に備えた準備を行う運用中に、
地球から探査機へコマンド(指令)を連続して発信します。
その際のタイミングが良くなかったみたいです。

再発の心配もあるのですが、
同様のコマンド操作は、今後予定されていないので、
心配は無いようです。

今後“ニューホライズンズ”は、
停止していた科学観測の再開と、冥王星最接近に備えた準備を行うことになります。


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