NASAの火星探査車“キュリオシティ”のサンプル採取装置に、
電気ショートが発生しているんですねー

検証の結果、掘削用ドリルの振動機構に問題があるようです。

2012年に火星に着陸した探査車“キュリオシティ”は、ゲールクレーターの中央にあるシャープ山のふもとパーランプの丘で、約5か月前から探査を行っていました。

ここの露出した岩盤では、
それまでの探査場所に比べて、アルミニウムやマグネシウムに対するケイ素の比率が高く、酸性の環境だったことがうかがえる興味深い結果が出ることに…

なので、鉱物組成を調べるために、ドリルを使ってのサンプル採取が行われてきました。

2月末、パーランプの丘での3度目のサンプル採取として、
“テレグラフ・ピーク”と名付けられた岩石を削り、
ドリルから粉状のサンプルを採取装置にふるい落としていたところ、
電気ショートが発生して動作が停止したんですねー
2月24日、穴の掘削を終えた後のドリル。
この後ショートが発生した。

運用チームが検証した結果、
ドリルの振動機構を動かすと、瞬間的なショートが頻発することが分かります。

今週中にも検証を完了し、
中断していたサンプルの処理を再開するそうです。

また、“キュリオシティ”の他の装置による探査は継続していて、
サンプルの採取後には、さらに高い場所を目指して移動を再開するようですよ。