機械的には検出が難しい、不規則な公転周期の系外惑星。

これを有志プロジェクトが、人間の目で見つけたんですねー

他の惑星の性質も分かるなど、
この発見は、惑星系全体を知る大きな手がかりとなるようです。
公転周期が変動する惑星“PH3c”の存在から、
惑星系のさまざまな情報が得られている。

この系外惑星は“PH3c”といい、
はくちょう座の方向2300光年彼方にあり、
水素とヘリウムのガスで覆われた、軽い星と考えられています。

主星の周りを、およそ66日周期で回っているのですが、
他の惑星の重力の影響で、10周回の間に周期が10.5時間も変動する、
とても不規則な公転周期を持っています。

なので、こうした惑星は主星の手前を通過するときに、
定期的に起こるわずかな減光からは、存在を知るのが難しくなります。


でも、今回“プラネットハンター”が手動で発見することに成功するんですねー

“プラネットハンター”のウェブサイトでは、
30万人以上の協力者が、系外惑星探査衛星“ケプラー”のデータから、
惑星による“トランジット現象”を探しています。

“トランジット”現象では、主星の光が手前を通過する惑星にさえぎられて、
わずかに暗くなることから、惑星の存在を知ることができます。

機械的な検出ではなく、人間の目で確認することで、
周期が変動する惑星でも見つけることが可能になります。

今回“PH3c”が見つかったことで、
1つ外側の惑星“PH3d”が、土星より一回り重く大きいこと、
1つ内側の惑星“PH3b”は、地球と同じような岩石惑星かもしれないこと、
も分かってきました。

また、3つの惑星の公転周期が1.91倍ずつ長くなっている(約35日、66日、126日)、
という奇妙な法則も見つかっているんですねー

これが偶然によるものなのか、
それとも、この惑星系が作られた過程に何か秘密があるのか…
まだ、分からないことだらけですね。