“チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星”を観測中の“ロゼッタ”が、
彗星核から噴き出すジェットを、わずか20キロの位置からとらえたんですねー
“ロゼッタ”が9月26日に撮影した“チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星”のジェット。

“ロゼッタ”はヨーロッパ宇宙機関の彗星探査機で、
今年の8月6日に、打ち上げから10年かけて、“チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星”の軌道に到達。

その後、彗星を周回し観測しながら、
史上初となる、彗星核表面への着陸探査のための候補地点選定を進めていました。

“ロゼッタ”が9月26日に撮影した画像では、
幅4キロの彗星核のくびれた部分から、昇華した氷や内部のガスが噴出し、
チリを放出しているのがよく分かります。

こうした彗星活動を、わずか20キロあまりの距離からとらえたのは、
もちろん史上初めてのこと。

こうして放出された物質が、彗星の特長であるコマ(大気)や尾になって広がっていくんですねー

“ロゼッタ”は、11月に着陸機“フィラエ”を彗星核表面に降ろした後、
今後太陽が近づくにつれ、さらに活発化する彗星活動を、
10キロ未満の上空と地表から、つぶさに観測することになります。