
観測結果に基づいてシミュレーションで再現された画像
超大質量ブラックホールが赤色巨星を引き裂く瞬間とその残骸が、NASAの紫外線天文衛星“GALEX”によって観測されています。
赤色巨星は27億光年かなたの銀河中心にあり、ブラックホールの質量は太陽の数百万倍もあるんですねー
このような接近は10万年に1回という非常に稀なものだとか…
この瞬間をとらえるために数十万個の銀河をくまなく監視したよそうです。
そして2010年6月です。
とある天体からの紫外線放射が増加していくのが観測されます。
この光は1ヵ月後にピークに達し、1年かけてゆっくり暗くなっていきました。
超新星の場合も似たような変化が見られるのですが、
今回は通常の超新星より増光がゆるやかで、ピークに達するまでにほぼ1ヵ月半近くもかかってるんですねー
これが恒星がブラックホールに引き裂かれる瞬間でした。
この後の観測から引き裂かれた恒星はヘリウムが多く、水素がほとんど残っていなかった事が分かりました。
寿命を迎えつつある赤色巨星が、水素を使い果たしヘリウム核だけが残っていたようです。
大きく膨張した恒星は細長い楕円軌道でブラックホールを周り、接近した際に重力で大気を引き剥がされた後も公転を続け、最後には消滅したようです。
動画で見れたりすると迫力あるんでしょうねー