■使いやすくておもしろい!
■ポテチファン待望のグッズ「ポテチの手」ポテトチップス(以降、”ポテチ”と表記)は日本国民の生活に広く浸透した定番おやつのひとつだが、ポテチを食べる際に直面する課題が"手の汚れ”。雑誌に油染みがついたり、テレビのリモコンが汚れたりといった問題で困ったことがある人は少なくないはずだ。筆者もポテチを食べる際の手の汚れに悩まされていた一人だが、そこに登場した救世主的グッズ、それが「ポテチの手」だ。
「ポテチの手」は、老舗玩具メーカー・タカラトミーが満を持してリリースしたポテチ用ハンド玩具。乾電池不要で、すべて人力で動くエコなおもちゃだ。しかし、おもちゃとはいえ、その実用性には期待も大。早速、その使い心地を試してみた。

某有名メーカーのポテトチップス製品を彷彿とさせるパッケージデザイン。
このパッケージからも、この製品にかけるタカラトミーの意気込みが伺える。

じゃーん! これがポチの手だ!
…(あ、一文字足りない) 
もとい! これが、ポテチの手だ!

本製品は親指が左右に、人差し指が上下に動くメカ機構で、シンプルな動きながらなかなかの高機能。

ほどよい太さのグリップは握りやすく、ABS樹脂製の本体はとても軽い。
この重さなら、箸よりも重いものを持ったことがないというお嬢さんがポテチを一袋一気食いする時も、腕が疲れるという心配はないだろう。
本体付け根には、デスクサイドにポテチの手をかけるためのストラップ用穴もある。この心遣いはさすがタカラトミーだ。
では、早速使ってみよう。

今回テストに使用したのは、【期間限定!楽しい味のパリパリバリエーションシリーズ・Calbeeポテトチップス”アンデスの岩塩”】。

使い方はじつにシンプル。取っ手についた操作ボタンを押すと人差し指部分が上下し、ポテチを挟むことができる。この状態でポテチを口に運ぼう。
写真のように”2枚取り”も簡単で、使い心地はまずまずだ。
指にポテチの油がつくのを嫌いお箸でポテチを食べるという人もいると思うが、お箸で食べるよりは楽にポテチを口に運ぶことができる。これなら、小さなお子さんでも使用可能。
このようにシンプルな本体だが、そこには業界初の機構が3つも搭載されている。
ポテチの手に搭載された業界初の機構のひとつが、「対象物破損防止クラッチ機能」。
繊細なポテチをつまんでも割れないよう、人の指がもつソフトなタッチをこのクラッチ機構で再現している。

実際にポテチをつまんでみると、そのクラッチ機構の実力に驚愕。
このように中に空気を含んだ薄いポテチをつまんでも、全く割れる気配がない。
二つ目の機能が「疑似指先クリーニング機構」だ。

操作ボタンを押しこみ

先にぐっと押し込むと

親指が左右にスライドし、人間が指についたポテチの粉を払う動作をものの見事に再現している。
この動きで実際にポテチの粉がどの程度払えるかは疑問だが、その遊び心に拍手をおくりたい。
邪道だが、この動きはボーイがチップを要求する時にも使えそうだ。
そして、三つ目が「指先机上非接触機構」。

お箸でポテチを食べる際に困るのが、箸の先端が机に触れてしまうこと。そのために箸置きをわざわざ用意するというのも面倒だ。
写真を観ていただくとわかると思うが、ポテチの手は手首部分に設けられた突起が本体を支える形となり、指先はもちろんのこと、手の部分が机につかない設計になっている。
これは、ポテチの手についたポテチの粉や油が机につかないようにという配慮で作られた機構だと考えられる。使う側としては、逆にテーブルに置くことでポテチの手がホコリなどで汚れる心配がないため、安心して使えるのがいい。
このように、ポテチを食べる際に必要な機能を完璧なまでに実現したポテチの手だが、ポテチを食べる以外にも幅広い用途が考えられる。

チョコレートを挟むことも可能。ただし、解けたチョコで本体が汚れるため、夏場の使用はオススメしない。

食べ物以外では、たとえば雑誌を読む際のめくりに。
雑誌のページは問題なくめくれるが、ページを1枚ずつつまむには熟練を要する。
漫画雑誌の紙質ならば、より快適にページをめくることができると考えられる。

スカートめくりにも。
もしめくった女性に見つかり叱られそうになっても、ポテチの手なら笑って許してもらえるカモ。
気になるお手入れは、丸洗いOK。
しかし、しっかり乾かさないと乾きにくい部分が菌の温床になることが予想されるため、アルコール除菌クリーナーを含ませた乾いた布で拭き取り清掃した方がいいだろう。
ここでご紹介したのは「しおタイプ」だが、この他にグリーンをアクセントカラーとした「のりしおタイプ」と、茶色をアクセントカラーとした「コンソメタイプ」がある。財政に余裕があるなら、食べるポテチに応じてカラーを使い分け、ちょっとしたセレブ気分を味わうのもアリだ。
このように、ポテチを食べる以外にも用途が広い「ポテチの手」。
価格は実売800円程度と手頃で、実用性はもちろんのこと、”周囲のウケが取れる”、”ひとりぼっちの休日でもほんの少し楽しい気分になれる”といった副次的効果にも期待が持てる。
ポテチをお箸で食べている人にはもちろんのこと、最近家庭に笑いがないとお困りのお父さんにもオススメの逸品である。
<製品ページ>
タカラトミー「ポテチの手」(Text by Yuko Tanaka)