こんにちは！
本日もお読みいただきありがとうございます＾＾
モンテッソーリ教育を基にした
親子の時間を豊かにする
親子料理教室「子どもの台所」主宰
一般社団法人 日本モンテッソーリ幼児教室協会
おうちモンテッソーリ講師
さいとう ゆいです。
台所からの一歩
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先日、幼稚園の保護者会があり、
「もしも願いが叶うなら——」の切り口で
あなたの想いを語ってください…という時間がありました。
面白い切り口ですよね。
あなただったら、
どんな答えを出しますか？
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もしも願いが叶うなら——
わたしはこう願います。
「子どもの可能性を信じて、見守ることができる世界を創りたい」と。
でも、数年前のわたしは、そんな未来を思い描く余裕もありませんでした。
何をするのもつらくて、１か月以上ベッドから起き上がれない日々。
産後うつを経験し、「生きてるだけで精一杯」だったのです。
子どもたちが泣いている。
けれど、頭がまっしろで、何も考えられない。
心も体も、限界でした。
それでも心の奥では、
「元気になって、子どもたちと遊びたい」
「自分の好きなことで、誰かの役に立ちたい」
そんな想いが消えずに残っていました。
その気持ちに正直になりたくて、わたしはカウンセリングに通い始めました。
気づけば２年間。少しずつ心がほどけ、自分の本音に触れられるようになった頃、
ある日、ふと思ったんです。
「わたし、子どもと一緒に料理をする時間が、何より好きかもしれない」って。
野菜をちぎる小さな手。
水をこぼさないように、そっと注ぐ真剣な表情。
スプーンで優しく混ぜる姿——
そのすべてが、小さな“できた！”の積み重ね。
その瞬間、「これってまさにモンテッソーリ教育だ」と気づきました。
特別な道具や教材がなくても、
家庭の中には、子どもの学びと成長の種があふれているんです。
おうちモンテッソーリは、「ちゃんとしなきゃ」と力が入る育児の中に、
「そのままでいいよ」という安心感と、子どもの自立をそっと促す優しいまなざしをくれました。
「モンテッソーリって難しそう」と思われるかもしれません。
でも、実はおうちの中から、あなたらしく始められるんです。
あなたの「なんとなく好き」や「やってみたい」も、
誰かを支える大きなチカラになるかもしれません。
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