皆さん、こんにちは
おうちモンテッソーリ講師
さいとうゆいです
こどもの休息
モンテッソーリ教育の環境下では、モンテッソーリ講師に求められる12の心得が存在します。
今日は、その中のひとつ“こどもの休息”についてお話します！
モンテッソーリ教育では、“お仕事”と呼ばれる子どもの自己教育力を援助する活動が準備されています。
教具や用具を使ったお仕事はとてもとても魅力的で、どれも集中力が必要なもの
脳も身体もフル活動させて
お仕事を終えた子どもたち
実はすごくお疲れ状態なんです
モンテッソーリのお仕事では、
思い切り走り回ったりする活動はありません。なので、そこまで身体的な疲労はないけれど、お仕事を通して脳はフル稼働した後なのでどっと疲れを感じている…というわけなんです
そんな子どもたちには
”脳の休息”が必要なんですね〜
じゃあ、休息ってなにするの？という疑問にお答えします
この“休息”という余白の時間は、
子どもが自身と向き合う時間
自分と向き合い自分を知る時間は、
精神の発達のためにとても重要です
他人の活動を見ている時もあれば
本を読んでいる時もある
何もせずにボーっと過ごす時だってあります
意外と思われるかもしれませんが、【何もしない】ことも選択のひとつなんですね
こんな時、モンテ教師は、他の活動を無理強いしません。その子の休息が終わるのを待つのです。
大人だって
頑張って仕事したあと
スポーツしたあと
人と会ったあと
集中して勉強したあと
などなど
休みたい…と思いますよね
その感覚で捉えていただけたらと思います
♡
家庭でいえば、ゲームやYouTubeを観ていることが“休息”になっている場合があるかもしれませんね。
でも、そんな子どもたちの姿は、
大人からしてみれば、またダラダラしてる！
と、イライラの種になってしまいがち
大人は時間で動けるし、切り替えも上手だと思います。でも、子どもたちはまだ練習中。
周囲の状況まで考えて動くことは難しいかも…と、余裕をもって対応することが大切ですよね
でもでもでも！
うちの子は、時間を決めても守らないし
いつまで経っても宿題に取り組まないし
もっとTV見たかったー！と怒りだす(癇癪レベル)
もう、どうしたらいいかわかりません！
という悩みもよく耳にします
これは、子ども側だけの問題ではないはず。
大人側だって、本当はどうしたらいいかわかっているのではないでしょうか？
ここのところはまた明日のブログで書きますね！
こどもにだって“休息が必要”です
いつ宿題やるの？
何やってるの？
と声をかける前に
今おやすみ中かな？そっとしておこう…
と、ひっそり観察してみる待ってみる
是非取り入れてみてくださいね♡
それではまた