皆さんこんにちは
おうちモンテッソーリ講師
さいとうゆいです
環境づくりの重要性
モンテッソーリ教育には、日常生活の練習という分野があります
家庭における具体例として
布巾で拭く
ハサミで切る
洗濯を干す
布を縫う
などなど
日常生活の練習には
たくさんの活動があります
日常生活の練習を経験した子どもたちは、
独立心や自立心といった精神の成長と
自分の意思通りに動く身体を手に入れることができるんですよ！！！
独立心や自立心が育つのはいい事だと思うけど、
自分の意思通りに身体って…？と思いませんでしたか？
わたしははじめ、ピンとこなくて
どういう意味？と？？？でした
でもこれ、本当にすごい事なんですよ〜
モンテッソーリ教育には言語教育や算数教育といった分野もありますが、一番極めたいのは、なんといっても”日常生活の練習”一択といっても過言ではないのでは…と、わたしは思います
詳しくは”運動のメカニズム”についてブログに書きました
是非チェックしてみてくださいね
さてさて、今日の本題ですね！
おうちでの環境の整え方のポイントをお届けします
環境を整える時、
以下のことを意識してみてください
①子供の敏感肌に合っているか
(※敏感期＝興味の中心のこと)
②お道具が子供サイズ
③お道具が本物である
④好きなときに何度でも繰り返しできる。いつやめてもいい。
モンテッソーリ幼稚園や幼児教室のように
手洗い場が子どもの高さであるとか
トイレが子どもサイズである必要はありませんよ〜！
おうちでできる範囲で
環境を少しずつ整えていくと
子どもたちの変化をひしひしと感じることができるかな〜と思います♡
嬉しそうにしますよー！
集中している真剣な顔も見れちゃうと思います
わたしは、子どもたちの真剣な表情や
“できた！”という達成感に溢れた表情が
たまらなく好きなんですね〜…
モンテマニアだよね…と、よく言われます（笑）
ととと、話が逸れてしまいました
本題に戻ってひとつずつ簡単に解説していきますね
①子どもの敏感期に合っているか
敏感期とは、子どもの興味の中心のことです。子どもが今、なにに夢中なのかをしっかりと観察したうえで活動を準備できているかが大切です
例えば、ハサミに興味があって、ハサミを使ってなにかを切りたい！という子どもに対し、ハサミはまだ危ないからダメよ〜というのてはなく、子どもサイズのハサミとパチンと一度で切れるような用紙を準備してあげることで興味を満たす！ということです
こんな感じ↓
小ネギ切ってもらうのもいいですね〜！その小ネギを納豆やうどんにかけていただき、めちゃくちゃにおいしーい！と喜ぶ姿を見せることで、子どもの自己有用感まで育っちゃいますよ♡
運動の敏感期にいる子であれば、まだまだ公園で遊びたい！という欲求に対して、お昼の時間だから帰るよ！と返すのではなく、それを想定してお弁当を持ってくるとかテントを持ってくるとか、子どもの興味(欲求)が満たされる関わりを持つ余裕が大人にあるといいですよね
準備万端でいくと、親もドラえもん気分になれて結構ノリノリでいけるのでオススメです（笑）
②お道具が子どもサイズ
お道具が子どものサイズであれば扱いやすいので、子どもの”できた！”は一気に増えます
ハサミやピッチャー、布巾や筆など、今では100円ショップで簡単に揃えられるので是非ぜひ準備してあげてほしいなと思います
③お道具が本物である
低年齢のうちは失敗体験をさせないことも大切になってきますので、プラスチックのものを使ってもいいかと思います。ある程度大きくなった2歳半頃からは陶器でできたピッチャーやカップ、お皿などを準備されることをオススメしています
本物は丁寧に扱う必要性があるので、運動の敏感期に繋がりますし、所作の美しさを育てることにも繋がっていきます。陶器のように見える製品も増えてきましたが、陶器の器を重ねた時の音や質感にも子どもたちの興味をそそる要素があるので、やはり本物を準備することには大切な意味があると実感しています。
④好きな時に何度でも繰り返しできる。いつやめてもいい。
モンテッソーリのお仕事は子どもたちの自発的行動からなり、終わりも子どもたちが決めます。戻す場所が明確であると、子どもたちはお仕事を片付けるところまで出来るようになるので、教具や用具の定位置を決めることが大切です。低年齢の子でもできる工夫として、教具棚に写真を貼ってあげるのもオススメです
このお仕事と呼ばれる活動と、家事などのお手伝いとの違いについてはまた詳しく書きますね！
環境を整えるだけで
子どもたちの“ひとりでできた！”は、
どんどん増えていきます
子どもの成長も嬉しいけれど
これって大人も楽になっちゃうってことなんですよ〜
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是非チェックしてみてくださいね