皆さんこんにちは！
ホームモンテソーリーティーチャー講師
さいとう ゆいです
今日は、モンテッソーリ教育の
日常生活の練習の基本的運動の分野から
【持つ・運ぶ・置く】のお仕事を紹介します
これらの動きは
日常生活の中で意外と多くあります
当たり前すぎて意識したことがないのではないでしょうか
例えば
お盆にのせた食事を運ぶ
バケツを運ぶ
おもちゃや絵本を運ぶ
椅子や机を運ぶ
などなど
何気なくしているこれらの動作を
モンテッソーリ教育では
お仕事として提示しています
水の入ったコップをお盆にのせ
片方に寄らないようにして
ゆっくりゆっくりこぼさないようにして運ぶ
お盆からコップをテーブルに静かに置く
これだけでも、子供たちは
大変な集中力を持って取り組みます
集中力を育むだけではなく
子どもは動きながら学ぶという考えがよくわかる
筋肉の運動の調整にも働きかけるお仕事です
日常生活のお仕事を通して
様々な工夫の方法も
経験として学ぶことができます
大きいもの、小さいものを重ねておくときには
大きいものから小さいものを重ねて重心を安定させる
紙などの軽くての飛びやすいものには文鎮のようなものを載せる
ものを運んだり置いたりする
単純だと思われる動作にも
よく観察すると“配慮”がたくさん散りばめられているのです
このお仕事を経験すると
物を配置することや整理することにも磨きがかかります
小さな頃から習慣付けさせるには
大人のちょっとした工夫と手間が欠かせません
まずは、お盆を準備してみてはいかがでしょうか？
真剣に運ぶ姿
音を立てないように…という集中力
どれもとても逞しく、微笑ましいものです
コップなど滑りやすい物を運ぶトレイには
滑り止めをつけてあげてください
溢してしまったら、タオルの場所や拭き方、干し方を見せてあげてください＾＾自ら取り組むようになりますよ♡
是非いろいろなことを体験させてあげてくださいね
それではまた