こんにちは。


ホームモンテッソーリティーチャー養成講座

研修生のさいとうゆいです。


モンテッソーリ教育では、子どもが特定の行動にこだわり、繰り返す時期のことを敏感期とよんでいます。


たとえば…


(秩序の敏感期)

いつもと違う道でかえりたくない!


(場所の敏感期)

ママが朝ごはんの時間にいつもと違う椅子に座っていることが嫌…


(数の敏感期)

レシピ本の計量部分を読み続けている…



延々と坂道、下り道を行ったり来たりする

ティッシュを出し続ける

穴という穴に小石を詰め込む

積み木を積み上げては壊す

水をこぼしてみる

フォークを何度も床に落としてみる

線に沿って歩く


などなど。



敏感期って、大人からしてみればなんでもないことや、とにかく手間がかかることだったり、いたずらのようなことが多かったりします(涙)


またやってるよ〜

ちゃんと片付けてよ!

そんな使い方しちゃダメ〜!


と、とにかく家事と育児とお仕事と、大変ですよね。

我が家も、小学校、幼稚園帰宅後から寝るまでのなんと慌ただしいことか。バタバタしていて敏感期の観察が出来ていないことも多々あります。


けれど、敏感期を知って、子どものやりたい!を伸ばすことに向き合うと…


思考の手段

知的教育分野の基礎

人格の完成     など


大人になってから必要な力を養うことができるといわれています。


もう、ここは大人が一肌脱ぐしかありませんよね!



敏感期ってそういうことね!と知ることで、手間のかかるめんどくさい〜と思っていた悩みに、少し余裕を持って向き合えるのではないでしょうか。


“敏感期を見つけたら、成長のチャンスです!”


子どもたちは、やりたいことに集中し、自ら育つ力があります。大人は、そんな子どもたちのための環境づくりのサポーター。お仕事のガイドです。

こら!と一声上げる前に深呼吸。まずは観察してみてください。口を尖らせ、終えた時には「はーーーっ」と満足そうにする姿が、満面の笑みが見られるはずです。成長してるんだな…と嬉しくなるはずです。


敏感期、まずは子どもを観察してみてください。


それではまた^^