こんにちは。
ホームモンテッソーリティーチャー研修生
さいとうゆいです。
我が家の子どもたちはお料理が大好き!なぜなら、小さな頃から一緒にお料理をしてきたから^^♡
メニューを考えて買い出しに出かける
たまごを割る
ゆでたまごの殻を剥く
ソーセージを焼く
野菜の皮を剥く、切る
トマトのヘタをとる
おにぎりを握る
調味料を計量する
パンをこねて焼く
洗い物、食器を拭く などなど
なんでもかんでも、大人側は覚悟を決めて一緒にやってきました。うんざりしちゃう時もありましたが、子どもの成長する力を信じていましたから、こうやって思い返して書いていると、それはもう楽しい時間でした。
たまごを割ることに関しては、10個でも20個でも、もう夢中になってやりますね。毎日卵焼き、オムレツ、スクランブルエッグ、キッシュ…です(笑)でも、中に入れるものをチーズやのり、ちくわとかしらすなどなどバリエーションを持たせてあげると子どもたちはとても喜んで食べてくれます。美味しくなければ大人顔負けのアドバイスまでとんできます。
ゆで卵もすごいです。何個剥くの?え?またゆでたまご追加ですか?と、毎日たまごサンド、タルタル作りです。
おにぎりの具は、たらこ、おかか、梅干し、こんぶを全部入れたりします。子どもたちは大好きですから、ごちそうです。
きゅうりやにんじんの皮剥きが始まれば、どれもペラペラになります。
パンを焼こうものなら、とんでもない形のパンが出来上がったりします。
洗い物なんて、泡だらけのままあがってきます。
でも、それも本当にあっという間です。子どもたちは体験から学び、上手くできるように自分で工夫するようになります。こうやってやったほうが早いよ!とか、兄弟間でアドバイスをし合ったりするようになります。
わたしはモンテッソーリ教育を独学で学んでいた頃、とにかくあれもこれもお仕事を準備しなきゃ!と夜も寝ないで工作していた時期があります。夜は眠れない、朝は子どもに無理矢理お仕事をやらないかと誘ったりして。余裕がなくイライラしていましたね。完全にわたしのエゴモンテ状態でした。
でも、お料理を通してやるモンテッソーリはとても楽しかったんです。お料理は毎日のことだから、そこにモンテッソーリの視点を落とし込んでいくと、心が豊かに育って凄く価値があるなーって思ったんですよね。工作したモンテはどこへやら。焦っていた気持ちはもうありません。
我が家は子どもたちが3人いますから、キッチンはぎゅうぎゅうになります。メニューを考えてあっても、その通りできないことも多々あります。でも、なんだか楽しい嬉しいです。
モンテッソーリ教育の視点から
切る
すすぐ
こねる
つまむ
ひねる
甘い
しょっぱい
焦げ臭い
彩り などなど
味覚や嗅覚、触覚など五感を刺激し、たくさんの手を使うお料理というお仕事は、とてもオススメです。
それに、お料理はたくさんの道具を使うので、言語教育にも繋げていくことができます。
はじめはもたついてみえるかもしれません。でも、とにかく一生懸命で、やってみたい!できる!という成長したい気持ちを見守り楽しんでいただけたら嬉しいです!
まずはトマトのヘタを取り、洗ってもらうこと、バターナイフでバナナを切ってもらい、盛り付けていただくなどは、1才半頃からでも出来ます。
自分が準備したごはん。振る舞うことで誰かに喜んでもらう。そんな体験も心を豊かにしますね。
今の時期は梅仕事なんかもおススメです!毎日漬け瓶をゆすったり、梅干しを作るなら干す作業があったり、出来上がりに時間がかかるというところも、子どもたちの継続する力や待つ力、想像する力が育つと実感しています。
子どもたちとのお料理の時間が楽しいものになりますように。


