皆さん、こんにちは。


ホームモンテッソーリティーチャー研修生


さいとうゆいです。



皆さん、お子さんが偏食になってしまったら…

どうしますか?


うちの子はパンしか食べないからパンばかり与えてます

野菜は残しちゃってもったいないから、そもそも与えてない

レトルトばかりになってる  とか…


わかります、わかります、大人側にもいろいろありますものね。家事育児、お仕事までされていれば尚のこと、食事は極力簡単に、ストレスなく済ませたいですよね。


自炊が理想的なのはわかっているけれど、献立考えて買い出し、調理…となるとなかなか億劫ですよね。子どもに良いものを…と気を張って、お母さんがせっせとお料理をするだけでは、心が疲れてしまうのではないでしょうか。


少なくとも、わたしはそうでした(涙)

一生懸命作っても子どもたちが残したり、美味しくない。というのです。


はじめはね、教えてくれてありがとう!

どんなところが苦手だったかな?

ママ、研究がんばるね!


なんて、ニコニコ笑顔で対応していたんです。でも、そんな毎日を繰り返す中で、次第に怒りが湧いてきて…


美味しくないならお皿ごと捨てていいよ!

また残したの⁉︎頑張って作ったのに!

食べたいって言ってたのに、なんで?!


と、子どもにキツく当たるようになってしまったんです。思い出しても辛いですね。


モンテッソーリやってるのに?子どもにイライラすることあるの?って思われましたかね。


はい、もちろんあります。

イライラしてしまう自分を、まだまだ未熟だなぁ…と、悩みました。それに、モンテッソーリの知識はあったけど、実は、お料理に参戦してもらうのはちょっと億劫だったのです。片付けとかケガとか、結局大変なのはお母さんであるわたしなんじゃない?なんて…



でも、意を決して子どもたちにお手伝いを頼んでみたら、それはそれは楽しそうにお料理を手伝ってくれたんです!しかも、上手。食べられなかった野菜まで食べられるようになるというミラクル。


楽しいって、すごいです。

実体験って、子どもを育てます。

自分の作ったものをふるまうって、うれしいんです。


実際に実物に触れ、調理して、いただく方が断然美味しいのです。子どもとの会話も増えますよ!


きゅうりはウリ科でね、水が足りないとまっすぐ育たないのよ

ごぼうは色が変わっちゃうから酢水につけてね

1cm角に切ってください

お出汁を400ml計量してください

この野菜は輪切りにしてね

ゴーヤの種植えてみようか!  などなど


理科や算数にも活かせる活動がたくさんあることに気がつきました。そして、なにより母親であるわたしがお料理の時間を楽しめるようになったんです。はじめは危なっかしくて居ても立っても居られないような思いでした。でも今は、子どもたちを信じてよかったなと思っています。


偏食の改善に、お子さんとのコミュニケーションのツールとして、ママと子どものお料理習慣をつくってみませんか?

お子さんが、いつかは出来るようになって頼もしい姿を見せてくれることと思います。


我が家の子どもたちは、お料理が好きなので、声をかけるとすっ飛んできてくれます。そして、自分が作った分は本当によく食べます!おススメです!


《具体的には》

野菜を洗う

いしづきを取り除いたしめじを割いてもらう

トマトのヘタを取る

たまごの殻を剥いてもらう

野菜の皮を剥く

野菜を切る

きゅうりを叩いてもらう

調味料を測って混ぜておいてもらう

洗い物をしてもらう  


などなど、2歳くらいのお子さんからでも夢中になれる活動がたくさんあります。実際に、モンテッソーリ園では“野菜の皮むきや切ること”、“たまごの殻を剥く”などの活動が準備されているところもあります。参考までに。


子どもたちは、途中で休憩したり、やっぱりやーめた!なんていうこともありますが、そこはもう、はい、わかりました。たくさんのお手伝い助かりました。と、肯定てあげてくださいね。



ちなみに、我が家では子ども包丁を持たせる前は、波じゃがカッターというナイフを使っていました!それより前はバターナイフです。

とにもかくにも、波じゃがカッター。これがまた便利なので、気になる方は、Amazonや楽天で探してみてください。すぐに見つかると思います。



今日はここまで!

それでは、楽しい食卓を!