こんにちは。
ホームモンテッソーリティーチャー研修生
さいとう ゆいです。
わたしがモンテッソーリ教育と出会ったのは、第一子(長女)が9ヶ月を迎えた頃でした。とにかく手をかけてきた、それが愛情だと思っていたその頃のわたしにとって、モンテッソーリ教育の考え方は衝撃的なものでした。
モンテッソーリ教育の中で、大人の役割は環境を整え、子どもがひとりでできるように援助すること。
なーんだ、そんなことかと思われた方もいるかもしれません。でもこれ、もっと奥が深いんですよ。理解してわかっていても、これを全て実践していくためには訓練が必要だなと実感しています。
良きモンテッソーリ教師となるために、教師の実践上の心得12箇条を、一部ですが簡単にご紹介します。
・子どもが環境との交流を持ち始めるまでは積極的に、交流が始まったら消極的に
・子どもに誘われたら耳を傾けて言葉に出さない要求までも聞いてやり
・呼ばれたらすぐに行き
・子どもを尊重し
・間違いはあからさまに訂正せず
・作業を拒否したり、理解せず間違う子どもには忍耐強く、誘い続け
・お仕事に力を出し切った子どものもとに姿を現し、精神的な魂の静かさを贈る
モンテッソーリに出合う前のわたしは、長女のやること全てがうまくいくように、とにかく先回りして準備をしたり、おもちゃの使い方が間違っていたら横からちゃちゃを入れ、呼ばれてないのに横にへばりつき、子どもの考えを聞かずに良かれと思うものばかりを与えていました。長女には幸せになってほしい!失敗や悲しい経験をしてほしくない…。過干渉…というのでしょうね。まさにそれ、ブルドーザーペアレントでした(涙)毎日毎日一生懸命だった自分は褒めてあげたいけれど、やっていることは子どもにとって成長の妨げだったなんて…。
そんなブルドーザーペアレントだったわたしにとって、モンテッソーリの教育法は青天の霹靂。コレだ!って思ったんですよね。そこからは全て独学自己流ですが、とにかくモンテッソーリに夢中になっていきました。
モンテッソーリに出合い実践する中で、本来の子どものあるべき姿を目の当たりにした瞬間の数々。これは、わたしにとって忘れられない瞬間です。
子どもの集中する姿
新しいお仕事に目を輝かせる子どもの姿
やりきった時のあの爽快な笑顔
我が子の激変ぶりに、すっかりモンテッソーリ教育に魅了されてしまったわけです。
上手くいかないこともたくさんあったけれど、失敗から学ぶ経験も大切だと教えてくれたモンテッソーリ。なんと、自身のお仕事にまで出来る日が来るなんて思ってもみなかったです。
まだ準備中ですが、オンラインモンテッソーリ講師として活動して参りますので、どうぞ宜しくお願いします!
世のお母様、お父様に知ってほしい。お祖父様お祖母様も。
子育てがちょっぴりでも楽しくなるお手伝いができたらと思っています。