2017年3月から5月のこと。

乳がんという言葉が、初めて私の人生に降りてきた。


左胸非浸潤がん(ステージ0)、右胸浸潤がん(ステージ1)。非浸潤がんは、転移の可能性は低いが、範囲は広いため、全摘が望ましいという医師の見解だった。

右は部分除去可能だったが、再建時、左右のバランス合わせるため、全摘にした。


ただし、まだ子供は小さく、一緒にお風呂に入ることを前提とするため、乳首は残した。後にこのことが、いたづらになることに。


同時再建のため、エキスパンダー挿入術も行った。

胸の神経がなくなった。乳首をはじめ、胸全体の感覚はない、感覚はないくせに異物(エキスパンダー)があるのはわかる。

自分の胸が自分の胸でない感覚。気持ち悪かった。


子供たちの飛び付きが怖くて、ダッコや抱きしめることが少し怖くなった。自然に避けていたつもりだが、子供には気付かれてたかもしれない。


その頃からだと思う、「こんな親でゴメン」と心の中でつぶやく癖がついたのは。


元々、自己肯定感低めの身。健康も無くして、自信も無くす。