今日は中国医学の視点から「邪」に焦点を当て、日本の気候に視点を合わせての体調管理のポイントをお伝えします。
🤔 邪とは？
中国医学では、気候の変化によって、体内の気や水分のバランスに影響を与えることがあります。
体の害になった時に「邪気」と言われるようになります。
乾燥が原因になると「燥邪」と言われます。
湿気が原因だと「湿邪」、風気が体に悪さをすると「風邪」になります。
これが体調不良や病気の原因となる可能性があるんですね。
🌏 「燥邪」地域や気候の違い：
中国では冬になると日本以上に乾燥が進みます。
じつは、日本の冬も乾燥気味にはなりますが、どちらかというと雨の日もあって、湿度は高めな気候です。
なので、日本では乾燥を大きく心配することはほとんど無いとされています。
💦 「湿邪」湿度の高い地域での注意点：
日本は湿度が年間を通して高いので、燥邪が原因で病気になることは少ないです。
もちろん乾燥している時は、加湿器を使用する必要はありますが、雨の日など湿度が高い場合は気にする必要はあまりないかもしれませんね。
雨の日でも「乾燥している」と思い込んでしまうと不調の原因になることがあります。
部屋が結露していたり、カビが生えている場合は要注意です。
❄️ 「寒邪」冷え対策の重要性：
寒いと感じる気温が続く冬は、乾燥よりも寒さからの不調に注意が必要です。
光熱費の削減で暖房器具を節約する方が多いですが、これが不調の原因になっていることが多くあります。
皮膚は冷え固まっているのに、体内は熱がこもっている体質になっていることも。
適切な防寒対策や健康管理が大切です。
🌿 まとめ：
「邪」と言ってもいろんな種類があります。
あまり乾燥は気にする必要はないかもしれません。
どちらかというと、日本に住んでいる方は、冷えと湿気には十分な注意が必要です。
体調管理には個人差があるので、自分の体調に合った対策を心がけましょうね！
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