もぁらすの遊び場 -38ページ目

どうして、私の名前を。






一瞬空耳かと思って、私はそのまま聞こえないフリをした。








「聞こえてんだろ、お前だよ」







あ、やっぱり?












おそるおそる振り返れば、すでに真後ろにいた当麻様。




「ひっ」



「てめーは、耳がねーのか」





当麻様はそういうと、私の腕を強く掴むと、グイッと力強く引っ張った。





「いっ、痛い」



「黙れ、ちょっと来い」





そう無理やりひき連れられて、私たちはさらに裏路地に入りこんでいった










「ちょ、別に誰にも言わないですって」









口止めかと思って、私はそう口にした。









反応が、ない。










なんだ。ムカつく。






暗がりの中、当麻様の表情は良く見えない








沈黙。




一体、何がしたいのだろうか。この男は。