わたしはその人が

大好きだった

美人で明るくて

ひときわ輝いていて

存在の大きさに

憧れていた

なにを言われても

「そうだね」「はいはい」

と納得する自分がいた



あるとき違和感を感じた

なんだろこの感じ

「そうだね」「はいはい」

って言えない

違うんじゃないないって

こころのなかで

ワタシが気づいてる

ワタシがわたしに言ってる

「離れよう」

えっ👀⁉離れるの?

そんなことしたら………

これからわたしはどうすればいいの?

怖い

さみしい

置いてかれる

あの笑顔も明るさも

わたしには届かなくなる

嫌だ嫌だ~

それでもワタシが言う

「離れよう」



少しずつ少しずつ

怖くないよ大丈夫だよ

と、ワタシがわたしを

抱きしめながら励ましながら

離れることが始まった

ここまで2年


まだまだその明るさに

触れてしまうと涙がでる

でもこころのなかの

ワタシが

「越えていくよ」

って言う



「大丈夫だよ」

って言わなくなった



もう大丈夫を過ぎたんだね

越えていくんだね

いいんだね

ずっと先でいいんだね



マスターの受講中も

何度も自分で確認してたこと

でもわからなかった

怖かった

確認してる自分が

間違ってるみたいで



好きか嫌いかじゃない

わたしがワタシを大事にすること

こころの声を

受け取ること

凄く怖いけど

大丈夫を越えていく