「そうじゃないでしょ?」

「わからない?」

「だから~‼」

「まぁあなたには関係ないからいいわ」



ある人からよく言われた言葉

この人がなにを言ってるのか

いつも私には

まったくわからなかった

たぶんすごく正しいことを

私にわからせようとしてるんだろうけど

私は、「でっ??」となる

そんな感じだから

毎回この人は

自分の正義の剣を

高々と挙げながら

私と話をする

私は、自分の頭の悪さを

その度に思い知らされるけど

もう避け方もなんとなくわかる

結局残るのは

自己肯定の低さだけ

そうしていれば

丸く収まるんだもん

でも、ある日

この人に質問したら

ボキッと折っちゃった

私サイドの後方支援がすごくて

この人の正義の剣

すごく簡単に折れちゃった



たぶん……

この人も疲れてたんだろうね

正義の剣をあげてることが

悪気ないんよね

「悪気ない」せいで

あんなになったり

こんなこと思ったり



今の自分を信じること

これだけは

正しいとわかる