いよいよ最終章に突入しまして、
リリウオカラニの訴えが切々と展開されています。
本書の中でリリウオカラニは幾度となく、
「偉大な」「壮大な」とアメリカ合衆国を讃えています。
ハワイという小さな島国からすれば、
アメリカ大陸の広大な国土や、強大な軍事力、経済の大きさなど
確かにアメリカは大国です。
しかし、アメリカの独立宣言は1776年。
本書を書いている年から120年前のことでしかありません。
しかも、アメリカ合衆国という国。
皆さん、アメリカという国を、どういう国だと考えていますか?
私も含めて、ほとんどのアメリカ以外の国の人間は、
アメリカっつー国を何にもわかっていないのではないでしょうか。
私が愛聴している、ポッドキャストに、
「コテンラジオ」という番組があります。
(Youtubeにもチャンネルがありますので、こちらの方が簡単かな?)
世界史をすごくわかりやすく解説してくれる番組なのですが、
物凄い読書量と探究心で、世界の歴史を噛み砕いて解説してくれている
キュレイターの深井くんとヤンヤンのお二人でさえ、
「アメリカは他のどの国とも違う、理解できない国」
というようなこと言ってます。
南北戦争や米西戦争といった、19世期アメリカの戦争が
ハワイの歴史とも深いところで結びついているのですが、
なぜ、アメリカがハワイを併合したかったのかを理解する上で、
アメリカ合衆国の建国の歴史を知ることは
かなり重要になるのではないか、と、
この「コテンラジオ」を聞いていると強く思います。
興味のある方は、
是非、コテンラジオを聞いてみてくださいね〜〜
「コテンラジオのアメリカ開拓史」はこちら↓
Youtubeチャンネルではこちらをどうぞ〜
いっぱいになっちゃった
明日は、本編の続きをアップしまーす