もう長くはないと知らされていたけど
ついにおばあちゃんが亡くなった。
主人の方のおばあちゃん。
本当の孫のように可愛がってくれた![]()
私たちが結婚したときとても喜んでくれた。
当時子供がいないことを気にしていた私に
『2人が元気で生活してるならそれでいい』と
いつも温かく見守ってくれたおばあちゃん。
それでも子供が欲しかった私。
出来ればおばあちゃんが生きている間に
曽孫を見せたい、抱いてもらいたいという
夢は叶えれたけど…
もっともっと一緒に過ごしたかったなぁ。
コロナ禍じゃなければ、もっと会いに行けた
もっと曽孫を抱っこして欲しかった。
先週お義母さんから
もう自分の力で起き上がれなくて
食べれなくなって、水分を補給するのも
やっとになったと連絡があって会いに行った
それが生きている姿の最期になった。
その時はもう曽孫を抱くこともできなくて
体重も今年初めは40kgは辛うじてあったのに
ついに30kgわって27kgになってしまった。
前は食べれたのに苺1個すら食べれなくて
食べようとする気力もなくなってしまった。
お義母さんから、おばあちゃんの意思で
延命はしない、自宅でみんなと居たいことは
聞いていた。
1ヶ月ぶりぐらいに会ったおばあちゃんは
盛んに『おじいちゃんに会いたい』と言う。
主人のおじいちゃんは10年前ぐらいに
亡くなっている。
お義母さんが最近LINEで何がおばあちゃんの
幸せなのか悩んでいると連絡があった。
できるだけ延命して長く過ごしたい私たち。
おばあちゃんは痛みも苦しみも感じず
早く楽になって、おじいちゃんに会いたい。
おばあちゃんの気持ちを優先にと決めたけど
見ていると辛いし、何もできない。
これがおばあちゃんの幸せと言い聞かせても
お義母さんと涙が出そうになってしまう。
そして週末また会おうと思っていた矢先
もう逝ってしまったとお義母さんから
連絡があった。
いつも泣かない主人が
『最期こんなにあっけないなんて』と
静かに泣いていた。
お義母さんの意向で
孫を溺愛していたおばあちゃんの式は
孫が喪主代わりに行うことになった。
孫と中で1番可愛がってもらった主人が
孫代表となった。
それからあっという間にお通夜、告別式が
行われて姿が変わったけど家に戻ってきた。