2020年1月の終わり。
不妊治療の勉強会に参加した。

主人は前日から取引先の新年旅行だった。
予定をまいて午前中に帰ってきてくれた。


『勉強会参加できるよ』って
言ってくれたときは
数週間ぷんぷんイライラしてたけど
そんな気持ちもどこへやら…笑

少しは前向きになってくれたかなと
うれしかったおねがい


体外受精の勉強会会場は
私たちが思っていた以上に大きくて
たくさんの人がいた。

年齢もさまざまで
意外と若い夫婦が多いことに驚いた。
夫婦で来てる方もいれば
1人参加の方もいた。

こんなにたくさんの人が
いろんな悩みを抱えて勉強会に
参加している事実に、
改めて私だけが大変ではないんだと感じた。


購入したテキストを元に
排卵日、不妊治療方、薬、
リスク、料金などさまざまな説明があった。

私たちは主に体外受精を
メインにしていたので
体外受精の4つの治療法で
どれが自分の理想的な治療か
考えながら聞いていた。


隣をみたら主人が揺れてて…爆睡…ガーン

おいおい……と思いつつ。
接待して朝一で3時間かけて名古屋に
帰ってきて、すぐ勉強参加。

無理もないのかもしれない。
感謝しつつ、ときどき起こしつつ。

勉強会が終わって、帰宅後。


2人で治療について話し合ってたときに
自分の希望などを話したら、また
『あなたの好きなようにすればいいよ』と。

『治療するからには意地でも産めよ』
と言われた


いやいや。
だから1人の努力では産めないのに…


自由にさせてもらえて感謝してるけど
なんでそんな言い方しかできないのかキョロキョロ


仕事がキツい時も、辞めたいとグチると
『子供もいないのに
 仕事辞めてなにするわけ?
 辞めてもいいけど、違う仕事してね』って
何かしらイライラさせてくれるムカムカ


不満を言いつつ、ケンカしつつ、
泣きつつも…

普段の主人の態度に傷ついてること、
2人で治療に向き合いたいこと、
今後について自分の気持ちを
素直に言えたと思う。


もう、他に方法がないんだけど
あんなに怖かった体外受精の治療。

勉強会に参加して
前向きに考えれるようになった。