2017年3月
子宮外妊娠の疑いで、左卵管を切除。
6月
卵管造影検査の結果は問題なし。
先生から
左卵管はなくなってしまったけど
右卵管が残っている。
まだ自然妊娠の可能性はあること。
可能性は若干低くなる。
半年を1つの節目として
妊活のするよう言われた。
この総合病院では
タイミング法しかしてない。
高度な医療はできなくて。
当時住んでいた岐阜より、名古屋の方が
不妊治療に特化した病院があるらしい。
前向きに考えてって。
当時の私は
素直にその言葉を受け入れられなくて。
なによりも『不妊』っていう言葉が
かなりショックだった

普通に夫婦生活をして
半年間で妊娠反応が出なければ
不妊治療を検討する。
変なプレッシャーと焦りを感じつつ
私の家系はみんな安産タイプ。
なんで私だけ?って。
初めて授かった赤ちゃんを亡くしたことは
主人の両親も知ってた。
緊急オペになった時
主人がもしものことを考え電話したらしい。
落ち着いてから
主人の両親にもいろいろ報告した。
お義母さんが1番悲しんで泣いてくれて。
知らなかったけど、お義母さん
出産直前に第一子を亡くしてしまい
死産した自分と重なったみたい。
辛い記憶を思い出させてしまったと思った。
お義母さんとはとても仲良しで
2人で飲みに行ったりする仲。
でも不妊治療や妊活の話は話さない。
話しづらいというか。
それは今でも変わらず、
2人とも避けているというか
触れない感じ。
確かに結婚が遅かった。
キャリアウーマンではないけど
仕事も責任もって働いてそこそこの等級。
人間関係は可でも不可でもなく。
同級生やまわりの友達はみんな子供がいて
2人目とか3人目とか産まれてて。
素直にうらやましいかったし
自分にもいつかそういう時期を迎える。
普通にそう思ってた。
でも現実は上手くいかない。
『当たり前』、『普通』って
とても幸せなんだって知った。