総合病院の検査同日。
どこもそうかもしれないけど
なんでこんなに病院って混むんだろう…?
初めに行った産婦人科は
姉が出産した病院。
お勧めされたことろだった。
そこは個人病院で、多少待つことはあった。
総合病院の婦人科はマンモス…
朝一で行ったのに3時間なんてザラで。
お腹は痛いし、出血は止まらない。
ソファで普通に座っているのが辛かった

ここでもまた尿検査と血液検査。
エコー検査ではやっぱり…
赤ちゃんが見えないと言われた
この時6週目ぐらい。
まだ早いのかもしれないから
2日後に再診することに。
主人は
『赤ちゃんも今頑張ってる様子みよう』
と言ってくれた。
私が不安な気持ちだと身体に良くないから
大丈夫だと祈る気持ちでいた。
先生からは2日後と言われたけど
お腹の痛みは増すし、出血の量も増えて…
さらに悪化してる気がした。
翌日の朝方、激痛で目が覚めた。
我慢出来ないような痛み。
主人に朝一で病院まで連れて行ってもらい
緊急オペになった。
エコー検査で左卵管に何かみえる!?
『左卵管子宮外妊娠の疑い』と診断された。
疑いって…この診断だけでオペ??
今からお腹を切る?
混乱して酸素が薄くなった。
お腹が痛くて歩けなかったこともあり
数分意識がなくなった。
母も後から来てくれて
ものすごいスピードで準備が進んでいった。
すぐオペになった。
それからはほとんど記憶がなくて…
気がついたら病室のベッドで目が覚めた。
主人から聞いた話だけど
腹腔鏡下という手術
腹部3カ所1㎝位切って、左卵管切除した。
卵管温存は難しく破裂の危険性もあり
切除したとのことだった。
切除した卵管はオペ後、
ホルマリン漬けのような姿になり検査へ。
結局原因は不明。
卵管の癒着ではないかと言われた。
妊娠反応が出た時
うれしくて楽しみにしてたのに…
私が何をしたというのか?
これからどうなるんだろう…
ただでさえ歳は重ねていく
幸せなことだけど子供はできにくくなる…
私は左の卵管を失って。
さらに確率は低くなる。
この時絶望のどん底だった。
全然前向きに考えれなくて
涙も止まらない…
お腹は痛くて現実なんだと思い知らされる。
本当に辛い時期だった。