前回は彼が出所してからの出来事とメンタル不調でブログをお休みする事について

書いていきました。

 

今回のブログには中絶や性に関して記載します。

読んで不愉快にさせる可能性があります。

 

 

正直に話すこと

 

前までは「言わなくてもわかるかな?」とか「気づいてくれるかな?」って

思ったりする部分もあり、彼に言わない事が沢山あって

自分が我慢する事が増えていきました。

 

 

 

正直に話をした事によって彼も理解してくれ、気をつけてくれています。

 

 

これはアルコールや眠剤を乱用していた時には出来なかったです。

 

 

むしろ、彼が受刑者になり刑務所に行った

事で私が学べた事が沢山ありました。

 

幸い彼は今のところ「飲酒欲求」はないみたいです。

 

※でも私はいつ飲むかはわからないからヒヤヒヤもしてしまいます

 

元々、覚醒剤をやっていた時もお酒はあまり飲んでいなかったんです。

 

思い返せば、、、

 

彼自身も「俺、覚醒剤からアルコールに移行したんだよなぁ、きっと」って

言っていました。

 

私もそう思うんです。

 

彼は元々そんなに飲んで荒れるっていうより覚醒剤でおかしくなって、眠剤飲んで

たまにアルコール飲んでって感じでしたし

 

 

アルコールが主体ではなかった。

 

 

覚醒剤は捕まるから合法のアルコールと眠剤に移行した結果、結局捕まるから

今は自分と向き合う努力を始めたのだと思います。

 

 

彼が出所してきてから、スリップはしたものの人が変わったかの様に優しくなりました。

 

 

私が正直に気持ちを伝えても「うん、わかってるよ。大丈夫だよ。焦らなくて

いいよ。」って言ってくれます。

 

”なんて優しい彼になったんだ❤︎”って思いました。

 

しかし

 

""あら?もしかしたら私が変じゃない?""

 

 

って思ったのは出所から3週間過ぎた頃です

 

 

彼のメールにいちいちイライラしてセカセカ焦っている自分に気がつきました。

 

 

彼とは出所してきてからは寝る前にちょっと電話で話をする

のが続いていて、私の頭の中では

 

毎日電話という風にインプットされていました。

 

別に毎日必ず寝る前は電話しようね!

とか決めていた訳でもありませんでした。

 

しかし私は彼からの

 

 

「今忙しいよね。もう寝るから寝る前に話がしたくて」という

 

メールに、ものすごい勢いでイライラします。

 

このメールから急かされている感じに捉えて

 

””今、私バタバタと茶碗洗いして、お風呂入ったりしなきゃいけないし、こっちは忙しいんだけど!!そのくらいわからんの?””

 

って頭で勝手に色々と思ってイライラしているんです。

 

別に「早くしろ!」とか急かされている文章でもないのに、怒りゲージがMAXに

なっていました。

 

冷静になって考えたら「今はちょっと忙しいんだ。もうちょっと待てる?」とか

 

「今日は、話が出来ないからメールでもいい?」とか

 

一呼吸置いてから返信すれば良いのに

 

一つのメールから、沢山の怒りや焦りが湧いてきたことに、

 

『自分も変わらなければならない』と感じました。

 

 

染みついた癖がぬけない

 

いちいちイライラして、いちいち反応して切り替えが出来ない事に

気が付きました。そして、疲れているのに”まだ頑張れると”自分に負荷を掛けていました。

 

いつからこんな風にせかせか世話しなく、物事をマイナスに捉え「NO!」と

ハッキリ言えなくなってしまったのか自分でもわからない。

 

私は自分が出所してからここまで深く””自分の癖””を考えたことがなかった。

 

もしかしたら、私が少しずつ苦しみから解放される必要があるのかもしれないと思いました。

 

私は自分年表を書いているのですが、時々読み返すと辛くなり直ぐに閉じてしまい

考えないようにしていることがあります。

 

 

人には理解されない過去。言えば批判されるような過去。

 

ずっと蓋をしてきて、無かった事にしてきた過去。

 

 

沢山あり過ぎてから何から整理していけばいいのかわからない。

 

傷ついても自己処理で今まできたけど、癒しきれていなかった。

 

だから時間が経って違った形で表れているかもしれないと考えました。

 

 

 

中絶で傷ついた過去

 

私は18歳の頃に当時、付き合っていた彼氏の子を妊娠しました。

 

妊娠を告げたものの、彼は浮気をしており浮気相手も妊娠させていました。

(浮気相手はソープ嬢)

 

彼はその女性に本気になってしまい、

私は中絶することを余儀なくされました。

 

 

1人で病院に行き、手術をしました。

 

術後はお腹も痛く出血もしていますが、

地下鉄で自宅に悲しみを感じながら

帰りました。

 

そんな男を選んだのも私ですし、簡単に妊娠する様な事をした自分も悪いです。

 

当時の私はそうとは思えず

 

この中絶からまた更に荒れた様な気がします。

 

そして私は、風俗の道を進むこととなりますが

 

男を『お金』としか考えれない思考にと変換されていきました。

 

辛さを眠剤や安定剤で誤魔化し、悲しい気持ちに蓋をしていたのだと昔の自分に思います。

 

その後も、中出しをしなくても、妊娠しやすかっ

た為、中絶を繰り返してしまいます。

 

 

妊娠を告げても知らん顔の相手。

急に連絡が取れなくなる男。

 

『俺の子じゃない』『中絶のお金がない』

『もうこういうお金は払わない

 

こういう事を繰り返していくうちに

 

「だらしない女」

「幸せにされない女」

「生きていても仕方ない」

 

そんなふうに自分に呪をかけていたかも

しれません。

 

 

心の中では

 

優しい旦那さん、そして子供

 

幸せな家庭を築きたいと思っていたと思います。

 

けど、その考えは裏目にでるばかりでした。

 

 現実は妊娠を告げると責任逃れをする人が

私の周りは多かったです。

 

 

※中絶に関して、批判的なコメントは覚悟しています。

ですが、私の様に妊娠して中絶を繰り返してしまう事もあることを

皆さんにわかってもらいたいと思っています。

 

当時の私は本当に単純思考でした。

 

 

 

風俗で働く私は汚い

 

風俗の仕事を好きでやっていた訳では

なかったです。

 

『手っ取り早く稼げるから」そんな単純な

考えでした。

 

しかし、「手っ取り早く稼げる」けれど

心に傷を負う事のマイナス点もありました。

 

 

「洗っても洗ってもおじさんに触られた

事実は消えない悲しみ」

 

洗いすぎで性病にもなったり。

 

友達とかと遊んでも「今、風俗で働いてる」

 

と言うと「そしたら◯ェラチオ上手いんだ」

って言われたり。

 

 悲しみをお金で解決しようとしたけど

 

結局、風俗で働いても悲しみが増えていく

ばかりでした。

 

奥さんや彼女がいても、風俗にくる

お客さま。

 

大人のおもちゃを一式、持参してくる

中年おじさん。

 

部屋に入った瞬間からおじさんの

考えているストーリーが始まって

それを演じるように指示してくるおじさん。

 

色々なお客さまを見て「冷めた感情」が

芽生えていったのは確かにありました。

 

個室ヘルスで面接した時も

店長にサービスのやり方を教えてもらうのに

 

お互い裸で本当の接客の様に「素股」を

教えてもらっていたら挿入されたのです。

 

えっ?って思った時にはもう遅く

 

『こういうのはダメだからね』

 

って言われたのです。

 

きっと毎回こんなふうに他の従業員の

女の子にしているんだろうなって

感じました。

 

今、振り返ると経験したからこそわかる

沢山の裏事情。

 

自分自身、傷付いた事も沢山あるけれど

風俗で働く辛さも一つの良い経験でした。

 

周りからしたら勝手に辛い方を選択して

いったから自業自得と思われても仕方ない。

 

だけどあの時の私にはその選択しか

出来なかったのです。

 

寂しさや辛さを埋める為に必死だった

けど、結局その気持ちを大きくする結果に

なっていきました。

 

覚醒剤に手を出し、風俗で働き、彼氏の子を

中絶し、眠剤を乱用し、荒れるだけ荒れました。

 

悲しみを抱えながらも優しさを求め

 

「冷めた感情」を抱きながらも癒しを求めて

いた、あの頃の私。

 

この苦い経験を「なかった事にしない」

為に、今回ブログに記載する事にしました。

 

表には出てこない話。

私みたいに苦しんで生活している子は

沢山いると思っています。

 

この私の経験がいつか役に立てる事を

願っています。

 

あの時の私は「自分を大切に」の意味が

わからなかった。

 

 

 

 

 

 

いよいよ来週!

田中先生の話が聞けます^_^

今、ちょうど子供が不登校手前。

どう向き合っていけばいいか親の試練が

試されている気がします。

メンタルダウン気味ですが、「諦めず向き合う」と自分に言い聞かせています。

 

 

本日は読んで頂きありがとうございました。

今、本当に子育てで落ち込んでいます。自分の育て方が悪かったのか。

関わり方がダメだったのかと自責の念にとらわれています。

 

半年待ちですが、精神科の児童外来を予約しました。わが子が発達障害かもしれない

そんな事を思って泣き崩れた日もありました。

でも、私が崩れたらいけないと考え、前を向く努力をしています。

何かの""sos""だと考え、向き合っていこうと思います。