公務員の給料は民間企業との差で変わります
これが調整されるのが年末なのです
どんな仕組みかと言いますと
前の年の公務員と民間企業の平均給料を比べて
差があれば縮める仕組みです
このお仕事は人事委員会という独立した機関が
行います、公務員制度を管理するのがメイン業務です
夏の終わり頃にこの委員会が
このぐらい差があるから、こーした方が良いと、勧告してきます
これを受けて国や自治体が法律や条例を変えて
お給料が変動します
上がる時もあれば下がる時もあります
(2024年は上がりました)
ここで、ワタシ的に厄介な点が2つあります
1つ目は調整行う時期です
勧告は2段階あって、国で実施、
その後、地方で実施されます
そうなると地方での勧告は11月頃となります
お給料の制度を変えるに議会での決定が必要なので、
お給料の調整は、12月に行われます
12月は賞与支給、年末調整とただでさえ
イベント尽くし
それらと同時並行で計算処理を進めるので
給与事務を担うものとしては、たまらないのです
2つ目は調整の方法です
お給料の変動が、「来月から」であれば
何ら難しくないのですが
「9か月前の4月から」なのです
過去に遡ってお給料が変動するのです
つまりは、お給料が上がれば追加で支給したり
逆に下がれば徴収されるのです
この調整作業にとても労力がかかり
なおかつ、処理期間が短期間です
お給料が変わると、連動して時間外手当や
賞与額が変わりますし
社会保険料も変わります
よくぞまぁ、(大きな)ミスなくやれてるもんだと
担当者には頭が下がります
昨今のDXブームで計算処理のシステム化が
図られていますが
計算処理の仕組みを設定するのも
考えるのも、結局は人間です
また、どこにでも例外があり
システム定義にハマらない計算は
事務担当者が手計算で算定します
このうえ、複雑な税計算や社会保険料の算定も
手計算になるのです
制度の主旨も大事ですが
分かりやすい制度である事も大事ですよね
またあしたも、どうでしょう