今回は言葉のことですが、これも様式美の崩壊?でしょうか?
比較的ストレスを感じにくい私が、
もうかれこれ二十年くらい、あることでずっとストレスに悩まされています。
それは「ニッポン」という言葉です。
最近ではテレビやラジオでアナウンサー(特にNHK)が日本(にほん)のことを、殆ど総て「ニッポン」と言います。
ニッポン列島、ニッポン大使館、ニッポン円、○○がニッポンを訪問し…、ニッポン…、ニッポン…、ニッポン…、挙げ句の果てにはニッポンジン!。
私は「ニッポンジン」などではなく日本人(にほんじん)だと、心底怒が込み上げてきます。
「一方、一般のニッポンのピーテーエーが一本の……」などという場合はもううんざりで聴かれたものではありません。
アナウンサーとそうでない人の会話では、
相手の人がごく自然にに「にほん」と言っていても、アナウンサーは頑固に「ニッポン」と言っていることが殆どで、誠に聴きにくく、もはや滑稽な限りです。
本当は「ニッポン」と言っている(言わされている?)アナウンサー自身も、中にはストレスを感じている人もいるのではないかと思うし、いなければ異常事態です。
スポーツの時の「頑張れニッポン」はそれでいいと思いますが、
まるで「にほん」と言うのが犯罪のように「ニッポン」ばかり使うのはあまりにも愚かで、聴いていてストレスがたまります。
普段の会話の中では、日本のことを殆どの人が殆どの場合に、「にほん」と言います。
それが自然だし、「ニッポン」より短く、しかも濁音や半濁音が無いので滑らかで話しやすく、聴きやすく抵抗がないからです。
私は「にほん」という美しくきれいなことばがとても好きです。
「ニッポン」ではなく、「にほん」と言ってくれるととてもホッとしてさっきとは反対に寿命が延びるような気がします。
誰か影響力がある偉い人が、もっと話しやすく、聴きやすく、きれいなことば「にほん」を使いなさいと、特にNHKに言ってくれないものかと心待ちにしています。
次回は様式美8に書きます。