
残すところあと4分の1というところでしょうか。。。。
娘に読ませようかどうしようか、非常に迷います。
読ませるべきか、迷っていると言った方がいいのかな。。。
この本の読み始めは、不妊治療を行う夫婦側が前面に出てきていました。
子供ができなくて、不妊治療をすることになったらご主人が原因だとわかったとか・・・
それで特別養子縁組という制度を使ってお子さんを育てるという話なのです。
とかく子供ができないとなると、産めない と女が責められます。
私も5年くらいできなかったでしょうか。
心ない言葉を平気で浴びせられますよね。
私の場合は、それに加えて産んだ後も
女なんか産んで と
こんな子を産んで と言われました。
ん~。
うちの子、五体満足なのですが、まぁあちらのご家族にしたら健康でない子を産んだ という考えしかなかったようです。
商売やってるわけじゃないのに、跡取りである男を産めなきゃ役立たずとかほんとわけわかんないです。
言わせていただければ、性別を決めるのは精子ですけどね

最近では男性側が原因の不妊と言うのもとても多いそうです。
私の周り、こんな身近なところでも男性が原因と言う方が2人もいます。
顕微授精で授かりましたけどね。
そんなこんなで、なかなか思うように妊娠できなかった頃のことを思い出しながら読んでいたのですが、
読み進むにつれ、産んだ側、つまり実母の話になってきたんですよ。
今読んでいるところは、ちょうど出産を終え、赤ちゃんを引き渡し、
肺炎で休んでいたことにした学校にも復学し、高校受験に向け学校生活を送るところ。
赤ちゃんの父親である彼氏に会いたくて会いたくて、友達に頼んで呼び出してもらって学校で再会します。
いつの間にか中絶したことになっていて、子供のことなんてなにも知らされていなくて、自分の気持ちとは裏腹になんとも思っていない彼氏の言動を見てまた自暴自棄になる様子が描かれています。
そうなの。
娘と同じ年なんです。
ここに出てくる子は、子供を産む直前に15歳の誕生日を迎えた子なんです。
もうね、読んでてクラクラきちゃうというか・・・・
そんなことに興味を持つ時期だとはわかっているけれど、
大人が思うように現実的な考えを子供が持っているはずもなく・・・・
と同時に、この幼い母親のお母さんと私を照らし合わせてしまう。
私もこんなふうにキィキィしてしまうだろうなって・・・・・・・
妊娠発覚から、産後まで、きっと私もこんな母親になってしまうような気がします。
世間体とかそんなことを考えて、
産めるわけないでしょ


と怒鳴ってしまう。
そんな自分が頭に浮かびました。
結末がわかっていないので、最後まで読んでから書こうかなと思ったのですが、
また週末を挟むと、次の本に移行しているでしょうから書くことを忘れてしまうと思いまして・・・・

以前、特別養子縁組のドキュメンタリーを見たときのブログはこちら(

みなさんもお子さんに読ませるかはさておき、みなさまご自身が読まれてみたらいかがでしょうか。