テスト期間中でしたが、どうせ勉強しないしね

小学校も別々でしたが、スイミングが一緒で仲良くなりました。
今は同じクラスです。
演目は眠りでした。
こちらの教室も20周年くらいになるのですが、在籍生徒さんは大人も含めて35名程度のお教室。
幕物の前にVaがいくつかありました。
とても元気がよろしく、今までに見たことのないようなVaばかりが見られました。
幕物は、前回伺わせていただいた白鳥のときもオデットだけで6名いてびっくりしましたが、
今回のオーロラも6名

そしてなんとリラも2名

何年生かなぁ・・・
小学校3年生くらいの子がお友達という人がいるのですが、
「○ちゃんが主役

私、ここの教室の先生からは私の同級生の娘さんがオーロラだと聞いていましたので・・・。
なるほどね。。。
そういうことか。
その小学生の子は1幕でちょろっと登場のオーロラ。
もちろんローズは別の子です。
でもたしかに主役ですよね。
リラの精も、それは元気元気で今までに見たことのないリラで斬新でした。
それでも客席に座られる方は、プロの方ではないですよね。
習っている子のおじいちゃん・おばあちゃん・お父さん・お母さん・お友達などなど。
バレエのバの字も知らない方が95%くらいじゃないでしょうか。
なので、オーロラが6人いようと、オデットが6人いようとわからないと思うんです。
そんな方からしたら、Vaなんて踊ったら
この子はめちゃくちゃ上手だから一人で踊らせてもらえる と思ってくれる。
コンクール見慣れているわけでもなんでもないから、
イタリアンフェッテ失敗しようが、マネージュ失敗しようが、回転の速度がおぃおぃって感じも、クルクル回ってりゃ拍手喝采です。
こういうのもありなのかなぁ・・・っとちょっと考えさせられたのでありました。
なるべくたくさんの子にわかるような役を配置してあげるって意向の教室かもしれません。
でも、今までガツガツやってきた教室からゆるいところに移った方の娘さんが、やっぱり物足りなさを感じたとおっしゃっていたことが・・・・
人ってラクなほうに流れるのは簡単なので、ゆるいレッスンに慣れてしまうのではないかと心配な気持ちを綴っていたのもみました。
悩むところですよね。
でもこんなことも考えたのです。
学校の先生も来ていました。
すごいすごいと大絶賛でした。
バレエなんて初めて見るって先生たちです。
その先生からすると、週1回だろうが、最低週4回だろうが、知ったことではないのです。
バレエをやってる子というひとくくり。
かたやソロでVa踊るわ、目立つお役をいただいているわ、部活もやっているしたぶん成績もいい。
バレエも勉強も部活もできるがんばってる子。
かたや、どこにいるのかわからない役で、見に来たのにわからなかったわ~。
なんだか毎日毎日バレエで夏休みもバレエで朝から晩まですごく大変そうで眠そうでバレエのせいで成績もあがらない残念な子。
(決してバレエのせいではなく、勉強をしない娘が悪いのですが、周りはきっとそういう目で見ません)
これも現実かなぁ~と。。。。

ガツガツやろうが、本当にゆる~く週1でやろうが、
バレエを習っているというくくりで見られてしまうのはちょっぴり悲しいんだけど、でもそれが現実だよなぁ~って・・・・
(ここの教室は大半が週1らしいです。うちはお宅の教室みたいにガッツリじゃないからね~。その代わり部活も勉強もちゃんとやって両立してる子ばかりよぉぉぉ~ってその先生に言われたもん

なんというかしっかりした目標がなければ、自己満足の世界かなぁ・・・って。
どう転ぶかわからないから、好きな気持ちを優先させてここまで来たけれどもね・・・。
やらない・続けないという選択は、ガッツリやった後でも選択可能だけれども、
やりたい・これで行きたいという選択は、やらないできてしまったらそこに向かうには遅すぎると言うことがあるかもだもの・・・。
うちはここと比べると、生徒数がたぶん3倍くらいの人数なので、うちの娘くらいでは、まだまだ知らない人が見てわかるような立ち位置はいただけないですもの・・・・
でもね・・・
これは贔屓目なのかもしれないし、慣れもあるのかもしれないけれど、私はうちの先生って構成がとても上手だと思うんです。
私は好きです。
およそを見ると、物足りなさを感じてしまったりすることがあるんです。
今回も、横並びに揃ったら曲がまだあるのにずっと立ったまま、みたいな時があったのですが、
あれ


うちの先生ならあんな振りはつけないし、Aという先生が1つの動きを取り入れるのであれば、うちの先生は2つ、いや3つの動きを同じ音の長さで取り入れる。
オープニングやフィナーレも先生なりのこだわりがあって綺麗に見えるんですよ。
上手だと思うんです。
うん、これは自分の子供がいるから贔屓目もあると思いますよ。ごめんなさいね。
少なくとも、ここみたいに無音でお辞儀する子が延々と出てくるようなフィナーレは絶対にしないんです。
フィナーレも音響の故障かと思いましたもん。
う~ん
なにが言いたいのか。
一長一短。
むずかしいということです
