


2013年に起きたボリショイ・バレエ団芸術監督襲撃事件の内幕、
事件後のバレエ団の混乱を収めたドキュメンタリーが9月19日に日本公開される。
同バレエ団の舞台裏が撮影されたのは、これが初となる。
2013年1月、ボリショイ・バレエ団の元スターダンサーで、
芸術監督のセルゲイ・フィーリン氏が何者かに襲撃され硫酸を顔面に浴びる事件が発生。
捜査が進むにつれ、団員同士の確執、ポジション争い、バレエ団の財政危機といった内情が浮かび上がり、ファーストソリストのパーヴェル・ドミトリチェンコが逮捕された。
本作では、事件発生後退団するスターダンサーが続出し、大混乱の中、
それでもなお踊り続けるダンサーたち、そして舞台裏を支えるスタッフたちに肉迫。
バレエ団を海外に売り込もうとするメドヴェージェフ首相にあらがう上層部をはじめ、ロシアの権威を示すバレエ団としての誇りを取り戻そうとする人々の葛藤が明かされる。
映画『ボリショイ・バビロン 華麗なるバレエの舞台裏』は、9月19日よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開
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