体外受精が失敗に終わってから久々にドクターとの面談があった。
今後の治療のスケジュールを組み立ててもらった。
前から気になっていたのだが
このドクター、細かいことは一切教えてくれない。
ま、それはそれでいいのだけど、不妊治療とかのフォーラムを
ネットとかで見ていると、私のドクターはどんだけ情報を
与えてくれてないかがわかる。なので、
よーし、今日はとことん追及してやろうぉ、と意気込んでいた。
しかし、初っ端から面食らってしまった。
今までの検査結果、体外受精の経過から見ても
特に目立った問題はないと言う。しかし、彼女はため息というか
どうしたもんだかという表情をしながら、
私たち夫婦が治療や体外受精に対して、
あまりにも恐れおののいていると言うのである。
えぇっー!?とその言葉に慄いてしまった。
もっとリラックスしてもらわないと、いくら最新の治療を施しても
治療される側がそのような態度だとうまくいかないとも言われてしまった。
そして、セラピィストを紹介すると言うのである。
確かに、体外は初めてだったし不安もあり、やることが多くて
オロオロしていたように見えたかもしれない。
ドクターに言われる一言一言を必死に聞き取り理解しようとして
張り詰めたような気配があったのだろう。
でも、少しは当然のようにも思うんだよなぁ・・・
だいたい、
初めての体外受精の準備で、ドクターにあれこれと
指示されてるのにイスにふんぞり返って聞いているカップルが
いるのだろうか。いるんだったら会わせて頂きたいぐらいだ。
どうやったら「そんなの、お茶の子さいさいですよ」ってな具合で
向き合うことができるのか、伝授してもらいたいぐらいである。
その上、私には言葉の問題がある。ましてや不妊治療となると
専門用語が多くて私にはわからないことが多い。
おそらくドクターが話していてもわからないことがあるとつい
顔の表情に出ているのだろう。
それがドクターにとっては
私が不安に慄いていると受け取れたのかもしれない。
ダンナもダンナで初めてのことでわからないことがあるし、
いろいろとやることがあって忘れてはいかんと思い、
ドクターが説明をしているときにはたまにメモっていることがあった。
いくら処方箋にドクターが書いてくれてもあの医者特有の字は
読めないことが多いためダンナは私たち用にメモっていたのだ。
それが気に食わないのか、それともドクターには単に神経質な人
とうつったのかもしれない。
なんか彼女とは意志の疎通がうまくいってないような気がしないでもない。
しかし、ダンナは大して気にしていないらしく、
ま、気晴らしにセラピィストに会ってくればいいなんて言っている 
治療の開始は次の生理が来てから始めるのだが、
避妊ピルと排卵誘発剤の注射を処方してくれた。
この避妊ピルと排卵誘発の組み合わせにまたどうも
わけがわからなくなってしまったが、何も聞かずに
また帰ってきてしまった。
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